仮面ライダーゴースト 第35話 「真価!楽しさの力!」
やっぱ脚本、毛利亘宏氏だぁ(笑)。
この人、もはやライダーで何をしたいのか判らん!コメディ書きたいの?多分、そうだろう。
確かに、正面切って仮面ライダーでコメディに挑戦した人間はいないからな。
お約束で「ちょっとやって見ました」的な、ライトコメディ入れるのは一杯あったけどね。
「真価!楽しさの力!」の回って、土台から・芯から、ファンタジーコメディでしょ。
ってか今回、何処かの「怪しい宗教」のプロパガンダフィルムみたいな感じもしたなぁ。
もうこの時点で、タケルのステージは神様・仏様でしょ、もしくは救世主。
こんなになったタケルに対抗できる敵キャラって今後作り出せるのか?って心配までしてる。
てか、あんな神々しいばかりのアクションで、天下無双ぶりを演出しちゃったら、今度、タケルがやられる時、バランスが合わないでしょ。
アデルの大魔神化しかねーよな。アルマゲドンか(笑)。
それとも、タケル最強神設定に固定しておいて、他のキャラ動かしたり今後の話を展開する自信があるのか?、、、無理でしょ、この脚本家陣の能力では(笑)。
超おナルで、フリーハンド展開力を手に入れてた虚淵脚本だって、鎧武の主人公が神になったのは最終回なんだぞ(笑)。
おそらくマコトの、危ない「深淵の力」とやらを使ったディープスペクターが、知らない内にどんどん普通のライダーに格下げされるのと同じ手法を使うんだろうな。
まあそれは今までのライダーが殆ど取ってきた手法だし(例外?うーん「龍騎」は、もしかしたら例外かも)文句言わないけど、それにしてもタケルの仏様モードは、ぶっちぎりの強さ、、、キラリーン、うーん気が遠くなるわ。
ひょっとしたら仮面ライダーゴーストって、上手くやったら違う意味でのカルト作品になれるかもよ。
なんたって死と再生がテーマなんだし(笑)。
最近、「あと何回でこの番組終了出来るんだよ、もう穴埋めのネタねーよ」みたいな脚本家の悲鳴さえ聞こえるような、、それならさ、居直れ。
ここまでグダグダで来たんだから、いっぺんやってみ!宗教ライダー!
って事で、話は仮面ライダーアマゾンズ(ははっ、最近これバッカ)。
こっちはこっちで、思い切り息苦しい展開になって来てます。
アマゾン駆除班のマスコット・モグラ獣人ことマモル君が危ない「食欲(人食)」に目覚めつつあります。
エピ11回では、このマモル君の純真さのお陰でアマゾン駆除班の内部対立がなんとか収まったと言うのにね。
このままブレーキを掛けないで話を続けていったら、最悪な救いのない展開にまっしぐらなんですけどねー。
小林靖子女史の事だから、ひょっとしてやっちゃうかも、(生き残るのは一人の「龍騎」)の時は、なんとか誤魔化しながら、世の中の常識的落とし所に持ってたけどね、今度のアマゾンズでは判らんぞー、超鬱展開やったら凄い(笑)。
ことろでchikaは、ライダーシリーズに関しての東映の内部事情がまったく判らないんだけど、もしアマゾンズとニチアサのライダーシリーズが二つで補完し合ってるって考えてるなら、折角、今まで築いてきた仮面ライダーっていう資産を無駄遣いしてるって思うんだけどなー。
ほんとその辺どうよ?
玩具の売り上げだってさ、こんな世の中だから、子供が欲しがるから買い与えるってパターン、限界あるでしょ。
やっぱ今まで通りってか、大人のファン層を、「子供をとるか大人を取るか」の視点じゃなく、もっともっと分厚くして玩具を一緒に買わせるくらいの盛り上げ方せんと難しいのとちゃうん?
まっ、その辺は色々なクレームかいくぐる能力とか、諸々のプロデュース能力に掛かってるのかも知れんけど。(いや、それが出来んから、こうなってるのか?)