「カクヨム」から学ぶ経済と社会 2
サイトのデザインというか、見栄えはサイト運営者のポリシーの反映だと思ってます。
ってかポリシーを具体的に反映するには、それしかない。
でもWEB媒体には、もう一つ「機能」という側面があって、この機能とデザインのバランスという問題が常にある。
ある時、お洒落なライフスタイル情報誌をパラパラ捲っていて、面白い記事に出くわし次のページを見て驚いた事があります。
そのページ、全面が、格好付けた写真映像なんですよね、 で、記事本分は、その写真の中に埋め込まれている。
バックが、暗色なら白抜きで文字を入れてくれれば文字が読めるんだけど、なんとそのページ、記事文字がバックの写真のイメージを損なわない為にと、同系色の文字色にしてある!
読めないんですよ!バカヤロー!あんた馬鹿なの?って事です(笑)。
ちなみに、chikaがWEB小説関係でお世話になっているのは「楽天Kobo」さんと「パブー」さんです。
いずれも有料販売が主体です。ずっと前は、無料で小説を個人サイトでバンバン放出してたんですが、ある時、「文章は売れても売れなくても有料で勝負かけなきゃだめじゃん」って思い始めて方向転換してからの話です。
ですから、chikaが、この「カクヨム」分析に使う対比サイトは「楽天Kobo」と「パブー」です。
おそらく通常だと「小説家になろう」辺りとの比較でモノを考えるのが普通なのかも知れませんが、申し訳ないけど、自分が参加もしてないサイトを使って、比較論は展開できませんからね。
でも、「小説家になろう」が、どんなモノか全く知らないってのもアレだから、覗いては見ました。
検索を含む「機能」面では、一見しただけで、「小説家になろう」の方が、カクヨムよりずっと上なのが判ります。
同時に「ダサさ」では、「小説家になろう」の方がずっと上(笑)。
ワナビの匂いが嫌いな人なんかが、このサイト開いたら、一瞬で「ウゲッ!」ってなるんじゃないでしょうか?
まあ当ブログでは「小説家になろう」については、「カクヨム」の比較対象にしないって事ですから、それ以上、言及しませんが、「カクヨム」さんは明らかに「小説家になろう」とは「別物になろう」と意識してますね(笑)。
でもそれが、躓きの元なんじゃないかな?
企業戦略としては、凄く判るんだけど、自分たちのブランドの作り方を、もう既に「拗らせ」てる感じがする。
オシャレ感で押し通すには、これから扱って行かなければならない内容と、サイト機能がかけ離れているんじゃないですか?って事です。
・・・って事で、「カクヨム」の、オシャレ感はまっとうか?って疑問符を投げかけて、今回は終了です。