saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

「螻蛄」 第3話

 現役を引退した元二蝶会組長へ「挨拶」を強要されるも、それが不服で仕方がない桑原ちゃん。
 「頭を下げておけ」と場を設けたのが、世話になってる現・二蝶会組長の嶋田和夫じゃなかったら、とっくに切れてる感じ。

 桑原ちゃんて、自分自身が、どぎつい陰謀を巡らせるクセに、妙な所で筋を通す所があるから、「子どもを直ぐに売る親」みたいな元二蝶会組長が許せないんだろうし、それを強要してくるヤクザ社会も窮屈なんだろうなぁ。
 ってか前の「破門」騒動だって、結局はこの桑原の「極道には今しかないんじゃい」スタンスのせいだったわけで(笑)。

 で、この不満を腹に溜め込んだ桑原の状況が、只でさえ過激な「懐海聖人絵伝」現金化ミッションにどう影響を与えるか?

 当然、その影響をもろに引っ被るのが、我らが二宮君ってワケで、なんか二宮君、回を重ねる程に、頭臭いと言われ、勢羽組にボコにされる率が高まって行きます(笑)。
 それでもまだ前シリーズの「破門」では、桑原が時より見せる二宮君へのやさしさがあったんですが「螻蛄」では、もう二宮君は完全な「気の許せる格下パートナー」扱い、、。
 って思ったんですが、第3回のエピソードでは、相手への脅し用に、レベッタを手にした桑原が「もう切れるでぇ(ホンマに撃つで)、、」という直前、「二宮君、堅気はここまでや。色々あったけど面白かったで」と(優しさに)溢れたお言葉を。
 結局、相手がこの桑原の脅しに屈したので、まあ無事に事は済み、桑原は「あれは演技や」と二宮に言うんですが、どうみてもアレは本気、、。
 やっぱり怖いわ、桑原さん(笑)。
 そう言えば桑原ちゃんの二宮君に対する「はよ、やらんかいっ!」の台詞が久しぶりに聞けましたが、やっぱりいつ聞いても本気で怖い。テレビドラマの中の台詞なのに本気で怖いんですぅ(笑)。
 怒っても怖い桑原、怒らなくても怖い桑原。桑原が怖くないのは女と絡んでる時だけ。
 で次回は、その怖くない桑原がちょっとは見られるかも。

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