秋の新作TVドラマ・アニメ お試し期間結果
秋の新番組で、何か拾い物はないかとアンテナを立ててたら、「これちょっと無理」というのと、幾つか残ったものあったのでメモ程度に。
「無痛~診える眼~」は連続して感想を書き続けてみたいレベルで今期一番。
その裏で(どちらが裏か判らんけど)反町隆史を擁した「相棒 season14」が登場。
「相棒」って、昔かなり入れ込んで見てた時期があったんだけど、途中でリタイアしてて、今回「season14」をチラ見した感想だけで言うと、もう一度復帰してもいいかなって出来だった。
「相棒」って回を重ねる毎に杉下右京がスーパーマンになりすぎて相棒と言うより「導師」みたいな感じになってたからなぁ、本当の意味でのバディ物じゃなくなってたし、それが今回、反町隆史が相手でしかも違う職種のバディ。
冠城の「杉下評」が気にくわない時の杉下の表情とか、「お手並み拝見、ここは勝手にやって頂戴」みたいに冠城を横目で見てる杉下とか、なかなか面白くてちょっと見守って行きたい感じ。
初回の「フランケンシュタインの告白」は結構面白かった。
法務省が管轄する刑務所内で起こった殺人事件。囚人や看守なんかの人間模様がもっと濃密にドロドロ描き込まれていたら見応えあったのになぁ・・ってそれだと杉下や冠城の出番が少なくなるか(笑)。 輿水泰弘氏の脚本だと今度の杉下・冠城コンビくらいの微妙なバランスの方が話が分厚くなるんじゃないかなぁ。今後に期待。
で、次は「エンジェル・ハート」。これは無理。
第一、原作漫画自体が好きじゃないんだから、それを実写でかなり忠実にやられたら無理の2乗でしょ。
設定だけ頂きものなら、まだ違う目で見れるんだけどな。
上川隆也演じる冴羽の立ち姿なんて漫画の一こまから抜け出てるもんね。
原作付きだから色々言われそうな作品であるだろうけど制作側としてはちゃんと作品作りしてると思うよ。それに上川隆也、どこからどうみても頑張ってるしなー。
その面では好感が見てるんだけど。原作のイメージを壊さない実写化って、原作嫌いな人間にとって、こんな結果を生むことがあるんだな(あくまでchikaの場合はって事だけど)。
で「掟上今日子の備忘録」・・・うーんこれは「岡田将生シリーズ」と言っていんじゃないかな。
しかし岡田将生ってこの手の役柄、はまり過ぎじゃないか?新垣結衣はでかくて可愛いから時々見るかな(笑)。
そして今回のお試し期間の好感度第一位は意外にもアニメ。
しかもずっと前に、近づく事すら諦めたガンダムシリーズ。
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」これ肌に合うわぁ。
ってかこの感じ「新撰組」じゃん。沖田総司と土方、、。いやそんなに線は弱くないな。
ミカって頭の良い「人斬り以蔵」みたい(笑)。でオルガは腹の黒くない武市半平太。アニメの方でもこの二人の関係がどうなっていくのかって部分が最重要要素なんだろうけどね。
子どもが大人を無慈悲に殺していくってゆーシーンが凄い抑制された感じで淡々と描かれて、そしてそれに対応できる世界観がある(ってかありそうに見える)のがいいね。
実際、海外の紛争地ではこう言う現実があるんだろけど、それをこの日本でアニメの材料にするってのはかなり腹が必要だと思うんだけど 「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」、、やってくれるかも。
人を殺すのに全く葛藤ないなミカが、決闘前にアトラが渡した皮のミサンガを嗅ぐとか、かなり生々しいちぐはぐさ。子どもってそんなもんだろ、育った環境違えば、、。
MISIAが歌う「鉄血のオルフェンズ」EDテーマ「オルフェンズの涙」も良いなぁ。