仮面ライダードライブ 第28話「なぜ家族は狙われたのか」
シーカーロイミュードってマッチョマゾなの?
しかもこのロイミュードの性属性は、男なのに融合体は女。
マッハにボコられているのに、闘いには勝っているという。足蹴にされればされる程の勝利宣言(笑)。
この戦闘場面を見て混乱しすぎて感想が書けない。顔面、踏みつけられた途端に○精しちゃう、マッチョなガタイのお客さんを思い出しちゃう。
ってゆーか、今回のエピソードを「ドライブ」に掛けて言えば、出来の悪い自動車みたい。
エンジン特性とかハンドリングとかフレームとかタイヤまわりとか、設定がチグハグなので、坂道ではトルク不足、出力がピーキーすぎて、平道でのアクセルワークが難しい。やりたいことは判るんだけど、どの部分においても無理矢理感がきつい、、。
全体の構成で言えば前回・今回と話のターニングポイントとしてかなり重要な位置づけになると思うんだけど、ここで違う脚本家さんを持ってくるのは何故なんだろう?スケジュールとか?
今までのライダーシリーズだと、ベースになる脚本家さんの特質だと、話のニュアンスを大きく変えられないから「この人に」ってゆー起用が明かな時があったけど、今回のは、そうでもないとゆーか、三条脚本の方がもっと自然にやれてると思うんだけど、、。
当然、後の展開に支障がないように引き継ぎみたいな事は行われている筈なんだろうけどね。
前回、警察に出向いてきた頼子が関係者が全員出払っているというのに、一般人の剛に自分の窮状を託す描写辺りかから????って感じで、それが今回の剛に対する色仕掛けに繋がって、実は頼子の正体は・・・って流れなんだけど、剛は警察すっとばしてマッハの正体さえ知らないのに自分に頼ってくる頼子の事を疑いもしないし、頼子の色仕掛けには「姉との家族愛」として反応してるし、なんだか無理だらけ。
決定的なのはこの頼子の正体が005のモデル・西堀の娘・令子だったという下りなんか、完全に取って付けた感バリバリの「説明」でしょ。
それにチェイスは一気に「いい人」になっちゃったし(そこはいくらなんでも、もうちょっと時間かけようよ)。
まあそれでも一応、勢いで25分を突っ走れたのは今までの積み重ねの貯金でしょうね。
で次は剛の闇落ち展開、番組「ドライブ」の身上はネチネチがない所だから、同じ闇落ちでも「ドロドロ」って感じじゃないだろうっては確信してますが(第一、今の剛の戦う理由設定じゃそんなにドロドロになれないでしょ)裏切るなよ~(笑)。
でもあさり「敵の懐に飛び込んで」展開にして収束されても困るけどネ。
実を言うと、chikaってば、稲葉友君の剛のシリアス顔ってか、演技が結構好きなんだよ。