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ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

仮面ライダードライブ 第4話 「誇り高き追跡者はなにを思うのか」

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 最近のNHK歴史大河ドラマ(特に戦国時代を扱ったモノ)で、一番違和感を覚えるのが、主人公達がやたら「争いのない国にする為・平和な国にする為」と理屈を付けながら戦を続ける所なんだけど、NHKドラマの主人公としては、己の単なる野心の為に死体の山を築くって訳にはいかないだろうから仕方ないのか、、とは思っては見るものも、あーも「平和の為じゃ、民の為じゃ!」としつこく連呼されると「嘘つけ!」と、やっぱり考えてしまう(笑)。

 所がですよ、この、イマイチ乗り切れない「数合わせ」を、実に上手くやったのが、なんとNHK歴史大河ドラマの対局にいるような「信長協奏曲」!

 戦国時代にタイムスリップしてしまった現代人・しかも高校生のサブローだからこそ「戦がなくて誰もが楽しく暮らせるような国にする為にオレは天下を統一する!」って台詞が、浮かない(笑)。半端なく浮かないんだよな~。

 「バカドラマ」で良かった。でも村人達が一直線にサブロー信長の理想に共鳴して協力するような「クズドラマ」でなくてよかった。ウンウン(笑)。

 それにしても向井理君、、頭小さい、前田吟さんなんかと並ぶと同じ日本人かと思う。

 向井理君の時代劇扮装、あのビジュアル見るだけでも値打ちがあるのかも。

 

 って事で「仮面ライダードライブ」の感想(ってなんだよ。)。  最近の仮面ライダードライブ見てると、妙な感覚に陥ることがあるよね。

 悪い意味じゃなくて「ああこれって、今までの仮面ライダーじゃないなぁ」って感じ、変革をうたった「鎧武」なんかよりよっぽど革新的、ってか、かといって「フォーゼ」程、ライダーからかけ離れた感じもしないし。

 正に「その男、刑事にして仮面ライダー」って感じかな。

 今までのライダー主人公が己のヒーロー像を確立するために右往左往してた部分が、「ドライブ」の場合、職業観によって既に確立されていて、主人公の葛藤部分が違うところ(もしくは「ない」)にあるって所が一番の差なんだろうな。

 ロイミュード側もなんだか、ロイミュード条件の縛りはあるものの現実的な社会構成みたいで、特殊で非常識なドロドロもないみたいだから、多分その内、チェイサーなんかは時々、ドライブに協力したりするような局面とかもあるんだろうな。

 「仮面ライダードライブ」を黒くアダルト版にしたら、少し前にオンエアしてた長瀬君の「クロコーチ」の感覚に近くなるみたいな、仮面ライダークロコーチ(笑)。

 それと今回のエピで一番、ビジュアル的に驚いたのが、ドライブの「胴体寸断」技!この技、前回でチラ見せされた時も相当ショックだったけど、今回は正面から堂々と・・トラウマになっちゃうよ。

 分断が腰の部分で綺麗に水平方向なら、まだ見た目のショックも少ないんだろうけど、斜めから袈裟懸けだもんなぁ、、。

 しかもその斜め切り上半身で地面の上スルスル移動しながら敵に攻撃しかけてるし、、。

 

PS 「ドライブ」の場合、ヒーロー像が既に確立されているって書いたけど、今回のエピで進ノ介が浅矢に対して「オレが裁く!」って言ったのは、裁く権利のない刑事としては逸脱してるよね。

 浅矢の正体がロイミュードで進ノ介の別の姿が「仮面ライダー」としての「ドライブ」だからそれでいいと三条氏が決めてるのか、それとも三条氏の「刑事」に対する誤認なのか、どっちなんだろう?

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