仮面ライダードライブ 第1話「俺の時間はなぜ止まったのか」
最初、導入の数分「これってMOZUティスト!?」とか思ったよ~。
で、次に意図的チープな重加速ナンチャラ装備やら、いかにもな特状課ノリで「戦隊モノかよ~」(笑)。
でもってCGミニカーが登場して、電王?トッキュウジャー?でもベースはなんとなくアベンジャーズ周辺のアメコミ特撮の影響とか、ナイトライダーへのリスペクトみたいな。
最近の仮面ライダーシリーズのそれ系のパクリ具合はかなりのものだけど(その点、鎧武は過去のライダーパクリは多いのに流行パクリは凄く少なかった。これも鎧武の特殊性だね)。
ドライブは、そーゆーのを居心地が良いくらいにパクってるよね(笑)。
それに「仮面ライダーなのにライダーじゃなくてドライバーだとか、刑事だと」か、制作サイドが自ら「新しい仮面ライダー」だって宣伝してる割には、スッゴク正当な「仮面ライダー」だし。
この辺、「仮面ライダーの歴史を塗り替える」とか言ってた割には、ネチネチ過去のライダーシリーズに粘着しながら、結局、全然「仮面ライダー」にすらなれなかった鎧武とは大違い(笑)。
しかし、スーツ姿にライダーベルトって似合うなぁ。
まあ刑事が着込んでるスーツって一種の「ライダースーツ」だから当たり前と言えば当たり前なんだけどね。この姿、今までライダーの主人公ってカジュアルな格好しかして来なかったから凄く新鮮。
しかもそのベルトが喋る「ベルトさん」で、一種のバディ物になってるし。コンセプトがかなりグッジョブ。
フルーツと鎧武者の組み合わせとか、驚かせる事だけを一生懸命考えて、結果、スカ喰らった鎧武とはかなり違う。
今度はキッズ達もかなり食い付くんじゃない?
chikaはスポーツカーが大好きだから、これで次の世代の若い子達が「車大好き」になってくれればいいなぁって思うけど、そればっかりは世の中の状況が左右させるものだからムリかな、、。
とまあ、初回を見る限りはほぼ合格な仮面ライダードライブ。なんたって良い意味でも悪い意味でも仮面ライダーとして「安定」してるわ。
「鎧武」見終わった後だと、「お帰りなさい」感が半端ないし(笑)。