saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

「MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜」Episode #2

f:id:saienji:20131124093705g:plain chika的には「新谷vs明星の、トンチンカンな対決」と「倉木vs中神の、番長と副番長の対決」が面白かった。

 まあこんな表現、MOZUファンの人にはイラッと来るだろうけど。

 記憶を失った新谷と、あまり相手のことを知らない明星が、新谷の妹について「知ってる知らない」のやり取りをするわけだから、正にあんな感じになるんだろうけど、妙な所に拘ったシーンだなって思いながら、半分、コントを見てる感じだった。

 更にこのコントに終止符を打ったのは、がさつ極まりない倉木のドアノブ・ガチャガチャ(笑)、ホントに倉木って公安のエリートなの?
 倉木vs中神の場合は、倉木が、中神を全然相手にせず「お前は黙ってろ」とか「お前に喋ってない」とか完璧無視、それに対して中神が怒り狂ってるってゆー取り合わせが、完全にヤンキー同士の喧嘩の突端だなぁって、、これもおもろい。
「新谷vs明星トンチンカン対決」といい、「MOZU」ってなんでこうゆー、せこいディテールに拘るんだろ?
 その他、中神が車のタイヤとか背もたれとかを「倉木のヤロー、偉そうにしやがって!この糞がきゃ!むかつくぜ!」って感じで蹴りまくるシーンなんか、chika的にはコメディ見てるみたいで凄く楽しいんだけど、「MOZU」の一見重厚そうに見える画面作りからは、コンセプトがかけ離れてて「アレレ」って感じなんだよね。

 まっ、chikaにはそれが楽しいんだけど。
 ああそうそう、MOZUは分類上で言うと、同じ「ミステリー」でも、そのコアは「ハードボイルド」なんだよね、更にノワール

 だから作りの重点は、「謎が謎を呼ぶ」みたいな知的興奮の方にあるんじゃなく、倉木とかの意地の張り方みたいな方が重要なんだけど、その辺のバランスがTV版の方が少し崩れてる感じ。

「ダブルフェィス」の時は、上手く行ってたんだけどなぁ、、。

 後、長谷川博己・・・この長谷川博己もいいなぁ。

 chikaの場合、長谷川博己体験は「八重の桜」が始めてだったんだけど、「地獄でなぜ悪い」の平田役で180度彼の見方が変わって、「意外と凄いんじゃないこの子」、、って思ってたから、「MOZU」の東和夫役は凄くウェルカムな感じ。いいなぁあの、トローッとした毒薬な感じ。
 それと真木よう子もようやく、明星に填ってきた感じ、ってか彼女の場合、「見てる方が慣れる」必要がある女優さんなのかも(笑)。

 

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