ゼロゼロクノイチ THE END OF THE BEGINNING

雪の日に、こんなボンデージコートがあれば、素敵。

　少し前の事だけど、大阪市内で珍しい程の積雪があって交通機関も混乱。

　クラブの方も事実上の休止状態、時間が結構浮いたので、弟に連絡したら、向こうは自主的判断で自宅待機なんだとか（笑）。

　折角、まっとうでお堅い所で社会人になれたのに、何やってんだかと思いながら、相手も大人なんだし、あれこれ言わずに、遊ばせてもらう事にした。

　弟の家に行くと新旧取り混ぜた大量のＤＶＤがあるので、彼からの雑多すぎる知識と情報収集も兼ねて、その視聴が楽しみ。
　ってな流れで、「chikaが前にブログで書いてた009ノ1 のＤＶＤがあるよ、見てみる？」とゆー誘いに乗ったのが間違いだった。

　chikaが贔屓にしてる長澤奈央ちゃんが『イーオン・フラックス』のシャーリーズ・セロンみたいな格好をさせられて（てかパクリ）、ターミネーターやってるじゃん。

　確か前に書いたブログでは009ノ1の主役は、ぜってー長澤奈央ちゃん！って書いてたとおもうけど、それがあろう事か敵役だよ。

　しかも脳みそなし、脳みそなしでもいいけど、主人公の母親そっくりってゆー設定、、奈央ちゃんの魅力全然使えてないよ。

　まあ脚本レベルがお話になんねーから何やっても一緒だと思うけど、、。
　どーも坂本浩一監督って「009ノ1」の持ってるエロの味ってか、石ノ森章太郎独自のエロスをちっとも理解できてないんじゃないのか？って思わざるを得ない。（少なくともこの人が感じてるエロじゃないのは確か）

　そのくせ原作に遠慮してるのか、馬鹿さ加減がセーブしてあって坂本浩一監督ならではの破壊力がないし、とにかく一番いけないのはタイトルは「009ノ1」だけど、そこになんの必然性もないって事、話からすると「母恋オンナサイボーグ真悠子」で十分だよ。

　とにかく見て損したってかムカついたので、腹いせでここに書いてる（笑）。

　どんだけの予算を使ってるのか知らないけど、例えば仮面ライダーシリーズの４・５話分のリソース分で、視点さえ変えれば、これを上回れる「009ノ1」が撮れると思うんだよ。

　と怒りはまだまだ収まらないんだけど、実は、この後、更に最近の「問題作」を見てしまって、、、まあ、この話はいずれ又（笑）。

　こちらは「いずれ、又」の機会が巡ってこないだろうから、ちらっと書いとく。

　キルラキルは18話「夜へ急ぐ人」。

　感想も何も、もう無茶苦茶だな（笑）。

　この展開では、さすがに皐月が反制服同盟ヌーディストビーチを壊滅させた理由に説得力がないと思ったのか、劇中、苦しい自分突っ込みしてたけど。

　・・でも面白い！さすが心のない人が書く脚本は違うわ。
　それにしても、羅暁が自分の赤ん坊である流子を実験室のダスターシュートみたいなのに捨てるシーンには、ホントにドキッとさせられた。

　真っ暗な闇の中に赤ん坊の流子が仰向けに落ちていって、、、それが良いか悪いかは別にして「絵コンテ」の力って凄いなぁ。

　中島脚本、これにどれだけ救われているか、、。