saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

「S -最後の警官-」第3話

 細マッチョ馬鹿の一號じゃなくて、時々、センシティブな側面を見せる一號を演じてる時の向井理は、とーっても自然なんだけどなぁ、、。つくづく残念。

 やっぱ演出する方が、役者に何を求めてるか、あるいはそれを引き出す技量の問題なんだろうか?
 そー思ったのは、正木圭吾役のオダジョーが日本の空港に降りたった時に、子どもと絡むシーン、、「あのおじちゃん怖~い」って、あんなスカスカのカットで、その台詞は無理だろう(笑)。
 あんなの当然、オダジョーの演技力云々の問題じゃないよね、それより遙か以前の演出の問題。

 子どもが感じた正木圭吾の怖さの具体的な現れは、視聴者の想像力に任せて、って方針なんだろうけど、「どうこの演出格好いい?ばーか、笑わせるんじゃないわよ」って感じ。
 そんなやりかた、後半の合同訓練でメッチャ軽そうに見えた大木の丸太と同じだよ。

 漫画設定は構わないんだけど、そーゆーとこは漫画じゃ駄目なの(笑)。

 安心して漫画を楽しめないから。

 何か、その辺りのバランスが取り散らかっているから、ドラマにまとまりがなくて「こんなのでいいの?」って感じが強くするのね、一言で言って「散漫」。
 梶尾竜一が丸太担いでへたっちゃうのは、NPSが少数精鋭の警察庁特殊急襲捜査班だって前提を考えると、「怪我」かなんかのアクシデントで・・の方が良かった気がしたり、全体を劇画トーンにしたいならしたいで、そういった足固めをして欲しいんだよね。
 それだとか棟方ゆづるが妙に「重かったり」する問題だとか(笑)。

 吹石一恵が田中理に似合わないってもっぱらのネット上の盛り上がりだけど、chika的には全然問題なくて、これが他の若手のキラキラしたアイドルとかだと、タダでさえ吹いたら飛んでいってしまいそうな虚構ぶりに輪をかけちゃうと思うよ。

 むしろ調整するなら向井理の一號像の方だと思うけどな。

 

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