saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

涙 薩長の密約

「あなたと同じさ。だって僕は、グレムリンじゃなくて・・・ソラだから。」
うーん毎回、思わせぶりなワイズマンとソラとの会話。
でももそっちの方は全然前に進まないないんだよねー。
なんだか果てしなく「白い魔法使い」=ワイズマン、同一人物ネタ展開を予感させますが、きだつよし氏ってミスリードを誘って視聴者を引っ張っていくタイプの話をあんまり書かない人だと思うので、これは当たらずとも遠からずってか、単純に「白い魔法使い」vs「ワイズマン」:「ウィザードサイド」vs「ファントム勢」ではないのがはっきりしたわけで、この話って結局は人間と魔力の関わりって部分に収斂されていくのかなぁ、、。
そこんとこ、どんな風に料理するのか楽しみは楽しみなんだけど、「結局、ファントムって悲しい存在だったんだよね」みたいな寄り道はしないで、グリグリ、絶望と希望と魔力の関係性なんかを描いて欲しいなと。
その為にも、「白い魔法使い」=ワイズマンでした、チャンッチャン。みたいなくくり方しないで、現在、キープしてる晴人キャラを上手く使って欲しいな〜(クウガの二番煎じだとか言わないから)。
にしてもウィザードのインフィニティスタイル、、キラキラ宝石薬缶ヘッド、、スッスゲー。
 「芸術は爆発だ」指向はビーストだけに使ってウィザードには封印してるんだと思ってたけど、、うーんエレガントビザールって呼んだらいいのか、とにかく目が覚めるよ。

目が覚めると言えば、函館から密航を企てた新島七五三太がボストン港を目の前にしたシーン。
オダギリジョーの表情が実に豊かってか開放的。この人は江戸時代の人間じゃなく近代日本人(笑)。
八重を始めとして日本国内にいる人々が慎ましくストイックに描かれ続けているのでホントに吃驚。
 開国とか西洋化の波をこうゆーので表すために、ワザと全体的なトーンでこの落差を付けたんなら凄いプロデュースだなぁと。
 このドラマでのオダギリジョーの存在感にどうしても違和感を感じていたんだけど、こういう効果があるんだね。

 反対に見ていても「よく判らないなぁ」ゾーンに入りつつあるのが「慶喜」像。
 元来「慶喜」自体が、「八重の桜」の歴史読解力の高さを持ってしても説明しがたい人物なんだろうけど、ここに来て「慶喜」パートに割り当ててきた時間不足が響いてきたのか、、。
こうなったら、「主人公はあくまで八重なんだから龍馬は必要ない」レベル判断で、「慶喜の本心なんてワケ分からん」でスルーしちゃう方が得策かなぁ(笑)。
って事で次週は人妻になってしまった黒木メイサが登場です。
この起用、人によれば剛力彩芽ちゃんと一括りにされてますが、chika的にはいくらなんでもそれはちょっと違うちゃろーと(笑)。黒木メイサもオダギリジョーと一緒で独自の空気感があるから、ちゃんと填れば違和感なくみれるし。

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