saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

進化する野獣 鉄砲と花嫁

昭和ホームドラマでは娘の結婚式が最終回間近のハイライトイベントで、これが1年間そのドラマを見続けた人にとっても「あーあの○○ちゃんが、ついにお嫁に、、良かった良かった」みたいな感情に繋がるものなんですが、「八重の桜」では、なんと放送開始後12回目でそうゆー「とうとう感」を達成してしまいました。
しかも12回ったって、八重ちゃん自身がメインだった回なんて数回なんですよ。
それがこの濃密感(笑)。
ここ数回の怒濤のじらし戦略が効いてますね。いかにこの脚本が優れた「ドラマのツボ」感覚を持っているかがよく判ります。
ツボと言えば勝と西郷の対面シーンも旨かった。
軽い感じで才気走った生瀬・勝が吉川・西郷に意見を述べた後に「こいつは喋り過ぎたかも・・怖ろしい男だ。」となる過程、確かにキャストも上手く填ってるけどその「運び」が絶妙な感じ。
後、小泉孝太郎の慶喜も最近、ネットの一部じゃ評価が上がりつつあるみたいだけど、確かに相手が村上弘明とかじゃなくて、綾野剛の容保だったりするとパスタにソースが旨くからまってグーみたい(笑)。
そういや先週の松方弘樹の大垣屋清八と西島覚馬が絡んでるシーンは仮面ライダー番組で時々やる戦隊ゲスト物みたいで二つの世界観と無理矢理一緒にするお遊び的感じがしてどうも観ていて居心地が悪かったっけ。

ドラマのツボって言えば仮面ライダーウィザード、、脚本が香村純子女史の時は出汁が効いてて良い感じ。
考古学研究者・中本ってゆーキャラをどう動かすのかって思ってみてたら、単に小物の脇で納めないで、上手く仁藤の冒険魂(?)と相乗させてたし、新商品ビーストハイパーお披露目回としてはしてやったりって感じでした。
それにしてもビーストハイパーのデザイン・・・凄いなぁ、、もう良いとか悪いとかじゃなくて異文化ショックを感じるレベルだもんなぁ。でも最初から仏壇ベルトだったし(笑)。

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