saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

松陰の遺言,ドラゴンたちの乱舞

ロンドン五輪代表を含む柔道女子15選手が、暴力やパワーハラスメントなどで代表監督らを告発した問題に絡んで「全柔連の理事には女性が一人もいない。」とか色々な問題提起もなされてるくらいで「平成の世の中」って言ったって女性の社会進出とか含めて、この世の中まだまだ旧態依然とした男社会なんだってコトを改めて気づかされる京塚昌子
そんなの端から分かり切ったことだから平成の肝っ玉オカマカーチャンは、NHKの歴史大河ドラマで、女性が主人公になる作品はほとんど気合いを入れて見ないコトにしてた。
過去の歴史の中で女性が檜舞台に立つことはあり得ず、それを無理矢理、主人公にしてどんな物語を作るのか?
歴史の大きな流れの中で翻弄される一女性の人生を描くのは構わないけど、あえてそれで一年間、日曜日の夜の一時間という大枠を使い切れるものなのか?と。
で結果「江」などという、誰が見てもあり得ないねつ造されたスーパーウーマンが主人公のバカドラマが生まれる。
「八重の桜」は、今のところ、NHK大河という枠故に起こるそういった難しさを、ちゃんと消化しながら進んでいるようだ。
別に八重が主人公だからと言って無理矢理、活躍させる必要などどこにもない。
むしろ八重が成長していく過程で、生活の中で描かれる歴史の動きを丹念に描写していく方が、後々、八重にスポットが当たる時に効き目が出てくる。
 それに主人公八重の不在を埋める魅力的な臨時主人公はいくらでもいるではないか。
 第一、NHK大河に出るとゆーコトだけで出演俳優さん達は目一杯の演技をしてくれ、「脇役が主人公を喰う」なんてコトはざらだったんだから、その流れに身を任せてドラマを構成しちゃえばいいのだ。
だって実際、最初の主人公は西島秀俊演じる山本覚馬で、今回は小栗旬の吉田松陰でしょ。
嫌みじゃなくてそれで良いんだって。こんな動乱期に会津の名もない小娘が「江」みたく歴史に影響与える話を無理矢理作ってどうすんのって話。
でもビー玉とコウモリ傘をそれぞれ武器に戦う山本兄妹ってどーよ?とちょっとは思いましたが、それはまあお遊びってコトで(笑)。
しかし小栗旬の吉田松陰、熱、入ってましたな。
これ見て、中国海軍艦船の海上自衛隊護衛艦への射撃管制用レーダー照射事件なんかに過激に反応する大和魂に再び目覚めてしまうおじさん達が増えなきゃいいけどとか思わず心配になっちゃいました。

 で仮面ライダーウィザードの方ですが、今回の「ドラゴンたちの乱舞」でフェニックスの位置づけにそれなりのケリを付けるんだと思ってましたが、どうやら次回に繰り越しのようです。
 でも確かウィザードって始まるときは一話完結って言ってなかった?
 しばらくしてから従来通りの二話完結に戻っちゃってるし、今回なんかは二話でも完結してないじゃん(笑)。

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