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仮面ライダー鎧武 第9話 「怪物インベス捕獲大作戦!」

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wikiによると世界樹ユグドラシルの説明は
「三つの根が幹を支えている。『グリームニルの言葉』第31節によると、それぞれの下にヘルヘイム、霜の巨人、人間が住んでいる。また『ギュルヴィたぶらかし』での説明では、根はアースガルズ、霜の巨人の住む世界、ニヴルヘイムの上へと通じている。 アースガルズに向かう根のすぐ下には神聖なウルズの泉があり、霜の巨人の元へ向かう根のすぐ下にはミーミルの泉がある。この木に棲む栗鼠のラタトスクが各々の世界間に情報を伝えるメッセンジャーとなっている。 木の頂きには一羽の鷲が留まっており、その眼の間にヴェズルフェルニルと呼ばれる鷹が止まっているという。ユグドラシルの根は、蛇のニーズヘッグによって齧られている。また、ダーインとドヴァリン、ドゥネイルとドゥラスロールという四頭の牡鹿がユグドラシルの樹皮を食料としている。また、『グリームニルの言葉』第25節によると、山羊のヘイズルーンがレーラズという樹木の葉を食料にしているとされるが、レーラズがユグドラシルと同じ樹木かははっきりしていない。」
 となっていて、これだけでは何のこっちゃ?って感じなんだけど(笑)。

 それはともかく世界樹ってゆーモチーフは、結構、SFの世界では良く使われてるんですよね。
 でも鎧武の場合、これをどれくらい話の中に取り込んでいるのか、今の段階では判然としませんね。
 今の所、ヘルヘイムという単語が出てきたり、世界の構造がロックシードのなる世界(劇中では「ヘルヘイムの森」と呼称)と、人間世界が隣り合う重層性を持っていたりと、単に「ユグドラシル」という言葉の響きが格好良いから、引っ張って来たとゆー感じでもなさそうなんだけど。
 貴虎が「世界を救うプロジェクト」云々と最後に言っていたのを見ると、人口爆発か飢餓の類の問題を回避する為の方策が、ロックシードの世界にあるとゆー展開なんでしょうか。
 なんだか「進撃の巨人の前日話(あくまでchikaの想像の中での)」みたいな感じですが。
 それとこのエピソードを見る限り、コウモリインベスは生ロックシードを食べた作業員って事になるんだけど、コウモリインベスのベースになってるインベスは全て元は人間ってゆー解釈でいいのか、それともインベスは別世界に元から存在する生き物で、生ロックシードを食べた人間が、そこに仲間入りをしてしまうとゆー事なのか、この差も大きいですよね。
 まあ作風を見てると、謎が謎を呼んでってゆー展開じゃなくて、真実を積み重ねていって世界観を確実に構築しつつ、その中での主人公達の動きをメインにする感じだから、先に上げたような謎もかなり早い段階で説明されるんでしょうね。
 でもこれ位の段階になったら、かなりワクワクして来てもいい筈なんだけど、なんとなく物語が散漫な印象を受けるのが残念。
 群像劇なのに、人間関係の緊張感がゆるい感じなんだよね。
 貴虎と光実の兄弟の関係とか、紘汰と戒斗のライバル関係とかそれなりに時間を割り当てているんだけど、みんな言葉であれこれ説明しちゃってるだけだから、正に「関係図」上で説明された人間の繋がり理解であって、まだドラマになっていない。
 オーズの映司とアンクの関係なんて、それこそ関係図で説明したら1行ぐらいで終わっちゃう簡単なものなのに、それがちゃんとドラマしてたのに比べると、なんだかなー、、って感じ。
 そう考えると龍騎やアギトは、ドラマとしてかなり良くできていたんだなと。
 まあ、まだ判断するのは早いか。
 話が爆発的に面白くなって行くための、起爆材的キャラクターは、鎧武の場合、そこいら中にばらまいてあるから、誰を何処でどう動かすかって問題だけだろうし。
 でも普通は、主人公がその7割を担って残り必須の3割をサブキャラが担うって構造なんだけどなぁ。

 

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