仮面ライダー鎧武 第７話 「大玉スイカ、ビッグバン！」

　今回のエピソードを見てて、何故か、懐かしの「高速道路無料化社会実験」を思い出してしまった。

　民主党がやった政策の中で、一番受けが良かったのは高速道路無料化に向けての土日割引サービス、武井咲がＴＶＣＭやってた奴（ウソウソ、ってみんなもう覚えてないだろ）。

　その他、いかにも社会実験って感じがしたのは、実験区間を決めての完全無料化。

　chikaの場合は、これでわざわざ、時間も暇もないのに大阪から御伊勢さん参りをしたもんね～（笑）。

（ちなみに伊勢うどんはまずいと思います。あんなものを名物だからと言って有り難がって何十分も並んで食べる人たちを見ると、やっぱ日本人やなー、偽装メニュー事件が起こる背景は、企業じゃなくて、それなんだよ、って思います。企業の「儲けたい」は本能なんですから）

　で、向こうでお金使いまくって、「無料化」の意味ないじゃんって思うけど、結局、料金徴収所をホントの意味でフリーパス通過しちゃう所が快感だったりして。
　その他、身の回りの人たちも、土日割引を当て込んで、普通に聞いてたら呆れちゃうような走行プランだとか旅行日程を強行してたみたい。
　民主党がやってた社会実験の目的は、そんなのじゃなかったんだろうけど、chika的には「欲に目のくらんだ一般庶民がやらかす無茶ぶり」の方が、よっぽど興味深い社会実験だったよ（笑）。
　って事で話は、仮面ライダー鎧武に戻るんだけど、今回のエピソードではDJサガラ＆シド＆貴虎の役割と力関係が明らかになった上に、更にプロフェッサー凌馬が登場。

　戦極ドライバー配布が何かの「実験」である事が明確に。
　で今までの流れからすると、戦極ドライバーは、戦争状態にある小グループのリーダーに「力」として配布される事になっているワケで、これ即ち「社会実験」（笑）。

　ただ主人公の紘汰はグループのNo２であり、光実もリーダー空白を埋めるポジション、紘汰は正に「偶然」、光実はシドから「脅し取って」と二人ともある意味、この「社会実験」対象としてはイレギュラーな存在。
　ただし二人とも社会的には未熟な青少年である事には違いなく、しかも実験フィールドであるダンスチームの一員である事には変わりなく、まだこの「社会実験」枠の中には収まっていた所が、ここに来て傭兵上がりの成人が戦極ドライバーを手に入れてしまうという予期せぬ事態が！！って所なんでしょうかね？お話は。
　結構、考えてあるじゃん！！とか大玉スイカのバカっぷりを見ながら感心してたんですが、あの戦極ドライバーを手に入れた後に現れる、念押しイニシャライズ妖精（勝手に命名）は、何故、オカマライダーや若手漫才コンビライダー・「ドングリでーす！マツボックリでーす！」の二人の前には現れなかったのかと、妙に気になってしまいました。
　もしオカマライダーの前に、念押しイニシャライズ妖精が現れたら「ふん、なによ、この世間知らずの小便臭い小娘が、えっらっそーに！私に念押しなんて百年早いわよ」とか言われてるような気もするんですが（笑）。