クロコーチ 第四話 ニセ警官の逃避行
ついに偽装白バイ警官役で小出恵介くんが登場、、サブタイトルの「ニセ警官の逃避行」て偽装白バイ警官の事を指してるの?ちょっと意味わかんない(笑)。
それで、って事はないけど、「クロコーチ」を楽しむためには、ある程度の「3億円事件」についての知識とゆーか、それにまつわる噂話的なものも知っておく方が良いんじゃないかと言う気がしてきた。 考えてみればchikaの「3億円事件」の知識って、昭和時代に起こった偽装白バイ警官による現金強奪事件で、犯人がまだ捕まっていない有名な事件・・・ってそれ以上全然、、、知らないよね?(笑)。
世代的には、その後、色々なゴシップ週刊誌でネタとして取り扱われたり、この事件をモチーフにしたドラマだとかがあったりして、そーゆーのにどっぷり浸かってた人たちがいて、そんな人たちだと、「クロコーチ」見てても、イマイチよく理解できない沢渡の位置づけだとか、過去の出来事との関連だとかが、それなりにちゃんと謎解きライン上に、乗っかっているのかも知れない。
でもネットで調べてみたんだけど、この事件自体が、「犯人のモンタージュ写真がいい加減だったから、それが犯人逮捕の妨げになっていたんじゃないか」とか、さすが未解決事件でチョー混迷って感じ、で中々、ディテールが掴めないんだよね。
他に犯人・ゲイボーイ説とかさ、兎に角カオス。
でも「クロコーチ」が始まった頃に、長瀬・黒河内が「お前はそんな顔してないんだろ?」と自室の壁に貼った指名手配書のモンタージュ写真見ながら呟いたり、事件回想シーンにしきりと雨傘さしたレインコートの男が映し出されたりと、番組の方は、本気で「3億円事件」に乗っかったフィクションを作り上げようとしてるみたい。
それなのに、今回みたいに、兼次の父・浅沼兼男が自殺しようとするのを薄ら笑いしながら黒河内が黙ってみてるみたいな、超ワザトラ目眩ましシーンを大量に突っ込んで来るから、余計にワケが判らなくなって来るんだよね(笑)。
でも浅沼兼男って、ちゃんと足で踏み台けって、ロープが首に食い込んでたよね?
あれから軒先に隠れて、事の次第を見ていた黒河内が救命に飛び込んで、ちゃんと助けたんだという設定なら、この前の薬師寺の件だって、実はまだ薬師寺は生きていて、黒河内が一大ピンチに陥った時に、彼を助けにやってくるみたいな展開も予想されるんじゃないかと思っちゃうわけよ。
「薬師寺さん、ここはあなた、死んだことにしておきましょーよ。その方が、あとあと便利でしょ・黒河内」みたいな(笑)。
でこーゆー疑惑混乱が更に重なって来て、「クロコーチ」という番組を更に面白く(人によっては面白くなく)してるんじゃないかと。
でもここは匙加減だからねぇ。みんながみんなchikaみたいな仕掛けられた謎に揉みくちゃにされて喜ぶ謎マゾとは限らないし(笑)。
そうそう、香椎由宇のレズ法医学研究員が降板して、同じ役所で(なんで同じレズなの?ひょっとして澤とレズ友?)斑目八重子こと芦名星が登板、芦名星も嫌いじゃないけど、清家とセットなら香椎由宇の方がキャラ立ちしてたな。
芦名星だと、泥沼レズに清家が引きずり込まれそうな感じがするのね~、香椎由宇の場合は「この娘、ちょっと遊んであげよっか」みたいなライト感があるんだけど、、まっ、これは好みだけどね(笑)。