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ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

仮面ライダー鎧武 第2話「必殺!パインキック!」

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 すっごく真面目に脚本作りをしてるなぁとゆーのが、ありありと伺えますね。

 前のウィザードのきだ氏も真面目っちゃー真面目だったんだけど、その真面目さが、全体の構成に難があったのと、氏の話作りに溺れて人間描写が二の次みたいな傾向とに絡まって団子状態になり、最後は無茶苦茶でしたが、、。

 虚淵玄氏の場合は、全体の構成についてはかなり考えてるみたいだし、人間の描写については、キャラの自立性に引っ張られる程ではないにしても、それなりにやれるみたい。
 最近、仮面ライダーシリーズの視聴についてはかなり臆病になって来てて(笑)、「今度は面白そー」とか安易に言えないんだよね。

 昔は、新ライダーのコスチュームやマスクのコトだけあれこれ騒いでりゃ良かったんだけど、最近は、話自体が途中でグダグダになって来て見るに耐えなかったりするし、、。
 で今度はライダー初登板の虚淵玄氏でしょ。中島かずき氏の例とかあるし、でも第2回までを見てる限りには、虚淵玄氏なりの「仮面ライダーシリーズ」に対する敬意とか、消化の仕方とかを凄く感じるし、まあなんとか、このままやってくれて、中盤辺りで良い方に大化けしてくれたらな~って思ってます。
 第2回の見所ってか新味の一つは、紘汰が偶然、ライダーに変身できる力を得て、浮かれて部屋の中で夜中まで変身三昧、それを姉が叱りつけるシーン。

 これなんかは映画のスパイダーマンなんかを見てたら自然に思いつくようなコトだけど、実際、それを脚本に書いてオンエア出来るかどうかは別問題で、それが出来た虚淵玄氏がいたってコトは大きいかな。

 それとビジュアル面では、ハロウィンオレンジのオカマが回転して敵の攻撃を跳ね返すシーンと、なんといってもパインアーマーの毒々しさ!(笑)。

 しかもそれが最後、正当派ライダーキックを決めるんだぜぇ(笑)。
 モチーフのフルーツ達がこんなにキンキィ・ビザールに表現され、しかも仮面ワールドに溶け込むとは、、、キモチワルー(ってこれはマジで褒め言葉、子どもがウンチ話が好きなのと同じレベルで、chikaはこーゆーの好き)!!

PS でも今回の紘汰キャラって、少し前に始まった「衝撃ゴウライガン!!」の主人公達のバカ振りとなんだか被って見えたけど、第一話の設定からちょっとずれてねーか?

 この辺りは監督のさじ加減一つなの?

 シリーズを統括する人は、ボチボチその辺りも考えていった方がいい時期に来てるんじゃない?いやchikaの好みで言ってるってコトじゃなく、出来るだけライダーを長く見ていたいし、ウルトラマンシリーズみたく没落して欲しくないからね~。

 

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