Tool
「趣味」とか「好みの傾向」でゆーと、自分は本当に飽き性分だなと思う。
一番、それが如実に現れるのは音楽の分野。
ジャズ・ボサノバ・レゲェ・フォルクローレとジャンルを問わずに無節制に好きになり、又直ぐに飽きてしまう。
こう書くと「広く浅くなんだよね」と好意に捉えてくれる人もいるかも知れないけど、そんな高級な表現など全然当てはまらない。
辛うじて黒人ブルースは少しは語れるかなとは思うけど、後は各ジャンルの代表曲を上げろって言われても応えられるのは幼稚園レベル。
ただ、自分にはヘビメタとオペラとクラッシックは向いてないってのだけは感性の問題ではっきりしてるんだけど(笑)。
そんなchikaが今日取り上げるのがアメリカのメタル系?ハードロック4人組のTool。
勿論、こんなchikaだからToolとの出会いは「音楽」じゃなく「映像」、でも不思議な事に彼らのPV見てると苦手なハードロックも全然駄目じゃなくて下手するとトリップしそうになるところが凄い。
ってかホント、Toolって何処に分類されるんだろう?プログレッシブ・ロック?chikaの脳内では「お経ヘヴィメタル」なんだけど(笑)、まあそれはいいや。
問題は彼らのPV、渋スゴっ!。
chikaは最初、このPV、彼らがどこかのクリエーターに依頼して作って貰ってると思ってたんですが、実はバンドのメンバーの一人ギターのアダム・ジョーンズアダム・ジョーンズが作ってるですってね。
彼の前身が映画の特殊メイクや特殊エフェクトデザイン関係者で、「ジュラシック・パーク」「プレデター」「ターミネーター」にも関与してたとか。頷けるわぁ、ホント。
多分、楽曲とこの映像のリンクの仕様が、chikaの脳下垂体を直撃してるんだと(笑)。
それとこのPVに共通してる世界観が単なるグロ趣味で完結してるんじゃなく、永遠に続く悪夢みたいな広大な回路を持っている所もお気に入り。
chikaは物書きに疲れた時や、行き詰まった時にこのPV見て想像力のかけらを貰ってます。
お勧め。てか、誰も喜ばないな(笑)。