saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

襄のプロポーズ 鉄槌

  「俺の水滸伝は人が死ぬ」と言った北方謙三を、思わず思い出した今週21回の「進撃の巨人」。

 評判ではこの作品、どんどん登場人物が死んでいくのが有名だったんだけど、アニメ版を見てる限りでは「まあこんなモンでしょ」と高を括っていたchikaですが、今回は驚きました。

 先週のグンタ死亡に続いてオルオ、エルド、ぺトラがエレンの目の前で、、ってリヴァイ隊全滅じゃないですか。

 その死体を後から追いかけてきて一体一体確認していく無表情なリヴァイの怖さ。

 こうゆー描写をアニメでやっていいのか?とさえ思いましたね。

 女型巨人とエレン巨人のバトルも、あんな絵柄なのに、とにかく憎しみが暴発するエレンと、色々考えながら戦う女型とゆーか、女型巨人の一瞬の戸惑いとか、その内面の表情まで読み取れて凄かったです。

 アニメって兎に角、グニャグニャ動けば、登場人物の表情が出るってわけでもないんですね、これは新発見。
 ちょっと残念だったのはミカサと合流したリヴァイが直属の部下を全員なくした直後なのに冷静過ぎたコト(これは次週辺りへのタメなんだと思いますが)もうちょっとだけ感情の乱れを演出した方が良かったかも。

 これはまあ本当にさじ加減程度の微妙なコトで、この辺りはアニメの難しい所でしょうね。

 人間が演じると顔の表情とかで、溢れ出そうになる激情を押さえながらミカサに冷静な指示を出すリヴァイみたいなのが可能なんでしょうけどね。
 それと再びエレンが巨人の餌食に。(ほんと巨人によく喰われる奴ちゃ)、こちらの方はいくら人死にが出る「進撃の巨人」でも、エレンがそのまま退場ってコトはないでしょう。

 なんとなく、見た感じだけど今回の場合、「食い殺された」というより「口の中に入れて拿捕した」ってニュアンスでしたが、どんなモンでしょうかね?
 話の流れからゆーと、巨人化したエレンの存在って、もう一つの「巨人化陣営」からすると、単純に消去すれば済むってもんでもなさそうですな。

 エレンの父親も将来的にそこに絡んで来るんでしょうか。

 表情による微妙な演技と言えば、今週の八重桜オダギリ、結構目、元や眉がクチャクチャ動いてました。

 オダギリの場合、日本の男優さんによくあるパターンの、正眼の構えで「ドンッ!と眼力」じゃなく、外国の俳優さんみたいに顔のパーツがよく動いて表情を表すんですよね。

 オダギリ、低視聴率男と呼ばれているらしいですが、このドラマの中での新島襄キャスティングとしてはまさに適役のように思いますが(笑)。

 ああそうそう、例の脚本家問題ですが、依然として「原作山本むつみ」とあるだけで「脚本○○」とゆークレジットが出ません。

 これを明示しない回は、「脚本山本むつみ」なんでしょうか、、。よく解りませんね。

 でも前半の脚本色と朝ドラみたいな現在の脚本色、一人の作家さんが、これだけスィッチしてるなら、ある意味スゴイ才能だなと思います。
 まあ今回の見所は、斎藤一改め藤田五郎の変身ぶり、、時尾さん『ウチの旦那が笑うの初めて見たっ!!』的な、すっげー力勝負の演出だったけど、それが見てると妙に可愛い(笑)。

 内容の感想?まあ殆どありませんね。清涼飲料水飲んで、ワインの味を語るように呟くのは無理ってもんです(笑)。

 

f:id:saienji:20130630085553j:plain

 

 

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!