saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

日本アカデミー賞

日本アカデミー賞って、普段関心ないんだけど、今回はご贔屓の「探偵はBARにいる」が擦っていたので、ひょとして?って感じで注目してました。
結果は「八日目の蝉」が、殆どの賞を総ナメ、うーんこれは順当な成り行きなんでしょうね(ってchikaはコレ見てませーん。この手の映画は嫌いなので)。
「でんでん」の最優秀助演男優賞、こちらも当然でしょう。
この人、少し前にご紹介した「深夜食堂」でもゲストで出演されてましたが、リアルで「人間」を演じさせると、なんだか悶絶するくらい上手いってゆーか存在感が半端じゃない人ですから。
しかしなー、「探偵はBARにいる」はいいんだけどなー。
でももし「探偵はBARにいる」が日本アカデミー賞取ったら、それはそれで座りが悪いってか、似合わないのでこれで良かったのかも(笑)。
まあ最近「何やってんだか、、。」って感じの映像作品がある一方、ちゃんとまっとうに「娯楽」を追求して作品作りしてる人達がいるのも確かで、ここら辺りは自分たちの嗜好に自信を持って受け手側がちゃんと支えていかないと、とかえらくまっとうな事を考える最近でございまする。
そうそう、まっとうと言えば、まっとうヒーロー「GARO」が終盤近くに入ったのか、かなりのクライマックスを迎えてます。
破滅の刻印を押された騎士達がデッドラインをむかえパニック状態になっている時に登場した主人公が格好いいんです!
「鎧なんて問題じゃない、問題は騎士としての誇りだ。俺にまかせとけ」とかこの主人公の一言に「こいつが言うなら間違いない」ってみんな従っちゃう。まさにキングです。
最近の物語作りでは、ヒーロー物であっても、こういう状況下では、人々の色々な葛藤とか、擦った揉んだとか、人間の弱さとか、醜さとか、誰が鼻くそほじったんだとか、もーいいんじゃない?ってゆーくらいてんこ盛りに描かれる事が多すぎるんだけど「俺にまかせとけ」の一言ですよ。
勿論、この主人公は玉砕覚悟で本質的に悲劇のヒーローなんだけど、それでも最近のヒーロー、滅多に言えないよね、「俺にまかせとけ」って。
なんだか橋下人気の源泉を見てるようで、考えちゃう部分もあるんだけど、こっちは正真正銘の「娯楽」だからね。

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