マインド

中島脚本の特徴の一つは、会話の掛け合いの面白さなのかなぁ、、。というゆー事は各キャラの特徴を旨く引き出せているわけで、、、ってこれぐらいしか仮面ライダーフォーゼについては書くことがない。
いちいち、弦太朗がこう言ったとかパープリンＪＫにデレてたとか、賢吾のミスタースポック突っ込みとか、ユウキのギークプリティの健全さだとか書いてられないもん。
でも毎回、それなりに楽しませてもらってるのに未だに「仮面ライダー」を見てる気がしないんだよね、、。
オートバイも出てくるし変身もするし、最近恒例になった２段変身も来週辺りにするみたいだし、更に自ら「仮面ライダーフォーゼ」って名乗っちゃうのに、やっぱりchikaの中では、フォーゼってまだ仮面ライダーじゃないんだよね。
もっとも「仮面ライダーじゃなかった電王」が、ちゃんと「仮面ライダーしてた」のに、生誕40周年記念作品で・しかもっ登場人物達が過去の仮面ライダー登場人物名のアナグラムで再構成してるってゆー・フォーゼの何処を探しても「仮面ライダー」がいないってのはやっぱ寂しいなぁ。
そこにあるのはいみじくも仮面ライダー部。それと我が家のプリンタのインクカートリッジみたなベルト（笑）。
ある意味、この前終わっちゃった「ジウ　警視庁特殊犯捜査係」の伊崎基子の方がよっぽど「仮面ライダー」してたなぁ。

ところでこの前「パチモン天国中国のみならず登場したメキシコのＡＫＢ４８の偽物」みたいなニュース記事が流れていた。
まあ要するにエロい女学生の恰好をしたメキシコの年若い女性タレント達が歌いながら踊っているんだけど、曲もＡＫＢ４８のパクリだとかなんとか、、、確かにそうなんだけど、問題はそのニュースのトーンが「えへへ、どうだい、我らが日本のＡＫＢ４８って凄いだろ」って感じに傾いている事だ。
「ＡＫＢ４８商法」って言って良いほどの阿漕な手法とか、音楽的にもきわめて退化した文化サンプルにしか過ぎないものを、真似されて優越感をくすぐられる程、この国は凋落したのかと思うとなんだか情けない。（第一、メキシコ偽ＡＫＢ４８の方がスタイルがいいしセクシー。）
中国高速鉄道事故報道の時にもこの傾向はあったけどね、。
こちらの場合も、日本の新幹線技術への誇りがベースにあって（その事自体は納得できるんだけど）報道マインドとしては、そういった自国民の優越性をくすぐるような比較論は余計だよね、。
ワタミの社長さんが「企業」としては「（現在は）国内で頑張り続ける事が難しくなっている、自企業の為に海外に拠点を持ち出すのか、国の為に日本国内で踏ん張り続けるのかギリギリの所」っていってたけど、妙なナショナリズムを未だに持っているのは、絞りかすみたいなバラエティ番組を垂れ流すテレビの前に座っている「視聴者」と、それにすがってる日本メディアだけみたい。
ほんとに大丈夫かと思っちゃうよ、、。