saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

東電は、やっぱりアカン!同情の余地なんか全然あらへん。

台風12号による災害だとか、今も続く土砂ダム決壊の不安だとか、近畿圏に住んでいるとそっちの方に意識が強く行く。
土砂で寸断された道路なんかを見てると、観光ではあるけれど何度か通った道だし、和歌山方面は大阪に住んでる人間からは、何か土着的な親和力を感じる地方で、航空撮影撮影で崩れた山肌なんかを見る度に肌がチリチリしたりする。
まあそういうのや、野田政権の誕生やら、なんやら日々のニュース量が凄くて、常に危機と背中合わせになっている筈の福島原発事故関連からがついつい意識が遠のいている自分がいる。
どう考えても東電救済法だとしか思えない「原子力損害賠償支援機構法」とか、、あれだけの事故と今なお、いや今後も続く被害を出しておきながら、一体、この国の中枢は何を守ろうとしているのか、ワケわからん酷い状況を見逃している自分。
その核には政治に対する諦めや不信があるんだけれど、、。
そんな自分がちょっと目が覚めたニュース。
これも知ったタイミングが随分ずれているんだけど、それでも忘れた筈の「怒り」がぶり返して来た。

東電、シビア事故手順書「黒塗り」で提出 衆院が全面開示要請

 東京電力福島第1原発事故の調査を行っている衆院科学技術・イノベーション推進特別委員会(川内博史委員長)は13日までに、東京電力が事故時の手順書の大半を黒く塗りつぶして同委に提出したとして、経済産業相に対して、東電に全面開示を命じるよう要請した。

 東電が黒く塗りつぶしたのは、12日に提示した深刻な事故に対応した手順書(シビアアクシデント・マニュアル)と、2日に提示した事故時運転操作手順書」。

 シビアアクシデント・マニュアルについては、表紙と目次でのA4判計3枚だけを非公開の同委員会理事会で委員に配布。目次の序文など50行のうち48行が黒く塗りつぶされ、その場で回収されたという。このため、経産相に対して、法に基づき東電に資料提出を命じるよう要請した。

 東電では黒く塗りつぶした理由について、「知的財産が含まれているほか、核物質防護上の面からも公表できない」と説明している。

この提出された手順書の実物の映像を見ると笑うしかない。
90%真っ黒で、手順書の提出を求めた「イノベーション推進特別委員会」を舐めきってるってか、バカにしてるとしか思えない。
それかもう破れかぶれなのか、どちらにしてももう「隠蔽体質」ってゆー生やさしいレベルのものじゃない。 
 それと東京電力福島原発事故に伴う個人向け損害賠償の本払いに必要となる書類・・・いわば被害を受けた側からの請求書みたいなもんだけど、この請求書部分が約60ページ、案内冊子が約160ページ、、、アホか、、嫌がらせか
どうせ、また「公平と正確を期すため」とかゆーんだろけど、これも又、被害を受けた人間を舐めてるとしか言えない。
正直言って先の大震災と原発事故との組み合わせは「東電」が100%悪いとは思えない。
その背景にある産官学複合体を差し引いたとしても、あれだけの震災があったから「起こった事」であるのは、確かだ。
でもその後の「東電」は「東電」自体の問題。
しっかり責任を取らせないと、こんな「東電」が生き延びるようでは震災で失われた命が浮かばれない。

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!