伊達っさん、ひとまず退場

　近頃「泣きたい人の為の映画」って色々ありますよね〜。
場合によっちゃ、それを全面の売りにしてるのがあったりして。
そんな状況だから、映画に限らず他の場面でも勝手に展開を予想して今回は「泣かせ」だろうって感じでテッシュを用意してテレビの前に座るような場面も。
今週の仮面ライダーオーズは正にそんな感じで、結果、完全な肩すかし（笑）。
まあ伊達さんのキャラをよく考えると、「バリバリ殉職刑事」みたいな感じでもないから肩すかしされても腹立たしいって感じがないんだけどね。
しかしあの医療学校建設費用としても「1億円」のミスリードは、何の効果があったんだろうって思わなくもない。
自分の命を捨てて果たす自己犠牲上の夢は俺（伊達）の主義じゃないって事なのか、それでもって伊達さんの映司に対する「自分の夢を思い出せ」って言葉にリアリティを持たせたかった？まあ後藤ちゃんにも「伊達を死なせない」って言う本当の意味を伝授したワケだし（だったら尚更、殉職、、、言うまい、、）
その為のミスリード？・・やっぱ無理。
こーゆーのは小林脚本らしくないなーっとなんだか少し井上脚本を思い出しちゃった。
まあとにかく徹底した現実主義の鴻上会長と伊達さんのお陰で、後藤ちゃんは見事、バースになれたワケだし、伊達さんは死なずに退場、しかもドクター真木の暗黒面をより深められたんだから、まあ今回は爆竹的脚本展開ってことで。
（心のどこかでシンケンジャー的展開を望んでいるんだけど、今回のオーズは物語として刻んでいるリズムが違うのか「え”ーっ！」みたいな事にはならないのかも？）