saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

まるで「切って捨てた」がってるみたい。


少し前に「福島第1原発事故の災害派遣先からトラックを盗んで逃走した自衛隊員!」とかゆー報道があった。
記事自体は淡々と事実経過を述べているだけなのだが、どうもこの報道の裏には、「大部分の自衛隊員が滅私奉公でお国の為に頑張っているのにこの非国民が」という隠された強い意志とゆーか読む者への煽りが感じられる。
車を盗むのも軍務命令違反をするのも問題だが、そう言った問題を起こす人間はどこの世界・職種・状況でも必ずイヤになる程、普通にいて、その行動の多くは人の口にも上らないのが現状ではないのか。
もっと言えば、こんな事、書いても仕方がないけど10万人の自衛隊員の中には嫌々、復興作業に取り組んでいる人達だって何人もいるだろう。
ってか、今の日本人にはそういう事を想像でき、許容できる事が大切なんだと思うんだけどな。



福島県民は被害妄想では

・冷静になって今の現状を考えているだろうか?

・安全安全といい放射能検査方法を変更し基準値以内におさまるようにした野菜。
・風評被害風評被害といい同情をあおりたてる販売方法。
・電力は東京東京といい、都民への批判。

→もともと原発誘致した先人や町の責任
→想定を甘く見積もり、それを受け入れてきた県民
→多額の恩恵を受けてきた現実

もっと福島県民は冷静に判断し行動しなくては少なからす
他県から以後非難されると思いますがいかかでしょうか?

福島県民です。

→もともと原発誘致した先人や町の責任
→想定を甘く見積もり、それを受け入れてきた県民
→多額の恩恵を受けてきた現実

それは間違いなくあるでしょう。
福島県もそれに併せて発展してきたことは間違いありません。
しかし原発のみの被害額が8兆円以上と試算されています。これまでの原発による県への税収と天秤にかけたら原発は余りにも高い買い物だったような気がします。

私は首都圏の方々の責任にするつもりはありませんし、むしろ責任転嫁するのはお門違いだと思います。
でも想像力を働かせてみて下さい。あくまで仮定の話です。
あなたの住んでいる自治体に原発があったと仮定します。その電力はすべて東北地方で消費していたとします。そして今回のような事故にあった。どう思いますか?「お前ら東北人のせいだ」とあなたの自治体、周辺自治体の方々は言いませんか?あなたは言わないかもしれませんが、むしろ私はこのパターンでは東北人は生命の危機にすら晒されるような気がするのです。福島だったから、まだこのような不満だけに終わる程度だったような気がするのです。

質問者様に激しく同意ですね。

貰うものは貰って被害が及ぶと批判しだして関東のためとかゴチャゴチャぬかすな。

そんなに文句あるなら原発できた時点で引っ越せよ。

地元を離れたくないとか言ってるやつは自分の判断で原発の近くに住んだわけだから文句言うな。

被害者だって言いながら保証金欲しいだけだろ。


yahoo知恵袋と聞くと、この前のカンニング事件で一躍有名になりましたが、これ以外でも利用者側はなんか思いっきり色々な事やってますね。
質問に対する回答という形なのでフレームが限定されているだけに、話題の膨らみ方が少なく、時々2ちゃんねるよりえぐいんじゃないかて思うことがあります。
質問の名を借りた挑発行為みたいな、、ツイッターでゆー所の一種のハッシュタグみたいな。
「差別」の発展系は「妬み差別」なのは構造的なものだから、この手の話はいつか出てくるだろうって思ってましたが、以外と早く反応してきて、しかも潜在数が多いんじゃないかと。
でもこういった質問者の基本は「福島県民は被害妄想では」という風に、203万人近い人数で構成される県民をあたかも「一人格」のように語る特有の思考パターンでしょうな。
これ、「この手の文章」を書く(考える)人に共通してる部分だと思う。
それに反論する人も「そうじゃない県民もいる」みたいにその時点で、既に「一人格語り」に飲み込まれちゃってる。
「人は一人一人違う」、どうしてこんなに簡単な事を前提に出来ないのか、いや、前提にせず話すことが好きなのか。

26日、中部大学教授の武田邦彦教授がいわき市の市長に対し、自身のブログでほうれん草や牛乳など福島県産の食材を給食に使用しないよう訴えている。その内容は以下の通り。

武田邦彦教授の訴え>
なぜ、市長は「いやがる子供に強制的に、イヤなものを食べさせる」ことができるのですか? こんな簡単な事がなぜ判らないのですか?

いわき市の給食に福島産の牛乳と食材が使われると聞きました。その理由としていわき市の市長さんは、

「福島産の牛乳や食材は危険だという風評を払拭するため」と言われたようです。

質問に答えてください。市長は神ではありません。

前提は「給食に出されたら子供はどうしてもそれを食べなければならない、選ぶことができない」ということで、それがポイントです.

1. 福島の放射性物質は、なぜウシやホウレンソウを避けて落ちるのですか? 規制値以下でも汚染はされているのです。

2. 今、いわき市の子供達は少しでも被曝量を減らさなければならない時期です.その時期になぜ子供達の被曝量を増やそうとされるのですか? 1年間の被曝量を1ミリ以下にできますか?

3. 福島産の牛乳やホウレンソウが危険であるというのは科学的事実で、子供に食べさせても安全だというのが風評です. なぜ、大人の失敗を子供達に贖わせるのですか?

4. 日本の「法律」では1年に1ミリ以上の被ばくをさせることは禁止されていることをご存じですか?

5. 大人より地面に近いところで呼吸をする子供達の方がより多くの被ばくをすることをご存じですか?

6. その人の体に悪い影響をすることを「逃げられない人に強制する」ことはできないことをご存じですか?

すぐ、止めてください。

ここに2つの野菜があるとします。一つが「放射性物質は付いているが規制値以下の野菜」と、もう一つが「産地が遠くて汚染されていない野菜」です。

子供をもつ母親は迷うことなく汚染されていない野菜を買うでしょう. それなのに、汚染された野菜を給食にだすということは「絶対に子供に食べさせたくない親に強要することになる」ことが判りませんか?

そんな神様のような権利は市長でも首相でも持っていません。

放射性物質で汚染されている野菜を我が子に食べさせるのはイヤだと思う親の気持ちは間違っているかも知れませんが、だからといって市長の思想を強制することはできません.

市長が判断できることではないので、止めてください。放射線は怖くないという考えがあっても良いのですが、怖いという人になぜ強制するのですか。

すでに日本はそんな野蛮な国ではなく、個人のイヤなことを強制できる国ではないのです。

うーんこれも考え込んでしまう内容ですね。
でも「いわき市の給食に福島産の牛乳と食材が使われると聞きました。その理由としていわき市の市長さんは、『福島産の牛乳や食材は危険だという風評を払拭するため』と言われたようです。」から引き起こして「放射性物質で汚染されている野菜を我が子に食べさせるのはイヤだと思う親の気持ちは間違っているかも知れませんが、だからといって市長の思想を強制することはできません.。市長が判断できることではないので、止めてください。放射線は怖くないという考えがあっても良いのですが、怖いという人になぜ強制するのですか。」の下りは相当な説得力持ってますよね。
この問題のネックは「食べさせた結果どうなのか?」より、プロセスにあるようです。
学校給食ですからね。風評被害云々をどうするかというステージではなくて、健康と安全を第一義的に優先されなければならないわけで、菅首相がパフォでキュウリを囓るのとは同じにならない。
勿論これが、汚染されていない食材自体を手に入れる事が出来ないというのであれば話は又、別なんでしょうが。
氏が書かれている「前提は『給食に出されたら子供はどうしてもそれを食べなければならない、選ぶことができない』ということで、それがポイントです」正にこれなんですよね。
でもこのポイントを軽んじて、次のステージに先走っちゃってそこで勝負しちゃうのが日本人の特性みたいで.。
原発の問題でもまず「反(脱)原発派」か「原発推進派」かみたいな色分けがなされてから、その人の言ってる内容が解釈されるみたいな。
どっちでもないとか、部分賛成、部分反対ってゆーのが何故許されないんだろう。まるで「切って捨てた」がってるみたい。

整理して突き詰めているんじゃなくって、それって単純に煮詰まってるだけだよ。

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!