勘違い善意

芸能レポーターにしては妙に優しげのある物言い、それにどちらかというと芸能人側に立ったコメントで、結構、好いていた東京の女性レポーターがいたんだけど、彼女があるテレビ番組で「あまり語られていませんが東京も被災地だったんです。揺れが来たときは死ぬかと思いました。私も暫くお家に帰れませんでした。」とかを大震災後に語っているのを見て一辺に彼女への評価が変わってしまった。
「あまり語られていませんが」ってあんたもメディアの一端に席を置く身なんだから、メデイアが「東京も」って言わない理由を考えろよってか、あんな震災の映像見て「東京も」なんてよく言えるな、、って感じ。
その彼女が石原軍団の炊き出しに参加した上戸彩が被災幼女をハグしてる姿みて「可愛いですね〜。ママの風貌が彼女の表情の中に見え隠れしますね」みたいなコメントをしてた。
うーん、これが芸能レポーターの本能ってか、この人、根っから芸能人が好きなんだなと。
普通なら「幼女の身の上が前に来て、次にそれを抱きしめる上戸彩」なんだろ！ってゆー突っ込みが萎えちゃった。
でもこのレポーター、悪い人じゃないんだよね。むしろいい人だと思う。

気をつけなくちゃなんないのは、自分たちにもそうゆー所ないかどうかだよね。
「勘違い善意」これって普段はあんまり問題になんないけど、タイミングによっては問題になる時も。
どっかのオバサンがＴＶのインタビューに応えて「被災地の皆さんは充分ご苦労されてるし、頑張っておられます。もっと甘えて下さって良いんですよ。」とか言ってたけど「甘えて下さって」ってオマエ何様？って感じ。
コメント的にはかなり高い評価受けるかもしんないけど主体がボケボケ。