saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

廃材ってゆーなっ(笑)

与謝野馨氏の入閣について各野党党首がコメントを入れているのを見てて二人ほどが印象に残った。
有名人そっくりさんの中には正面から見てるとそうでもないんだけど斜め45度から見ると「そっくり」に見えるっていう人が時たまいる。
それみたく渡辺喜美氏の発言って角度を変えると悪口タレントの有吉にそっくり(もちろん顔のことじゃない)。
氏の言った「廃材内閣」って、有吉的過ぎる(笑)。
次に印象に残ったのが谷垣君「与謝野馨氏が自民党とのパイプになるとお考えなら、あまりにも人間を見誤っていらっしゃる。」うげー、、って感じやなぁ。
これならまだ渡辺喜美氏の「悪口」の方がまし。
「谷垣頼んねー」って自分の代で自民から飛び出た与謝野馨って姿の過去とかもチラホラ感じたりして。
まあこんな風に描くと与謝野馨氏を擁護してるみたいに見えるけど、正直言って半分擁護してる(笑)。
この人の政治理念の方向性がどうとかじゃなく(ド庶民のchikaはド我が儘だから、ただただ増税反対だし)、その生き方に「泥臭さ」が余り感じられない所が好きだったわけ。
自民を出て反民主を掲げた男がその民主に入閣するんだから、行為だけを見ればそれこそ「泥臭い」を飛び越しての「無節操」の典型なわけだけど、何故かそんな感じがしない。
「自分に残された時間で政治の実務をしたい。その為にはこれが最後のチャンス。何を言われてもいいから」って気持ちを最優先させたんだろうって思うのね。まあ民主でそんな事が可能かどうかはやってみなくちゃ判らないことだし。
「思いは判るけど政治家としてスジが違う。」ってゆー、一見思慮深げなコメントをだす政治家さんもいることはいるんだけど、基本的に「(オラが党で)政権欲しい」だけで政界全体が回っている中では「政治家としてのスジ」を唱えても、なんかなー説得力ねぇなー、、って凄く思う。
今の日本の政治家さんの世界観って、基本を戦国時代に自分たちの世界をなぞらえてるんじゃないかって思うときがたびたびある(あっ、去年の彼らのトレンドは明治維新か)。
世界がグローバル化ってかカオスグチャグチャに変わってきてるのに、今だ思考回路のベースが井戸蛙ソウルの「戦国時代(明治維新)」だよ。
自民なんて言ってること聞いてると雌伏状態の家康みたいだもんね。
「鳴かぬなら鳴くまでまつし、・・・でもお腹も減ったから炙っちゃうぞー、今度返り咲いたらオメー達には死んでも政権渡さねー。渡すぐらいなら、自分が作った鍋でも唾入れちゃうぞー」みたいな。
民主は民主で、間違って「一日天下」が延びちゃった明智光秀みたいだし(笑)。
まあ与謝野馨氏がその域から出てるかどうかは別にして「実務やりたい」「オレ政治生命あるうちに政治したい」ってゆー至極当然の労働者としての政治本能を素直に出したことは評価しなくちゃならないと思うんだけどね。

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