saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

積み上げ

「メダルの力を制御できるシステムを作れば人間でも。」真木のその台詞から第二のライダー登場を予感させる仮面ライダーオーズ。
ってか使い捨て歴代劣化ヘタレライダーはもう見たくないんだけど、キャラに愛情もってる小林脚本ならその辺、大丈夫だと思うけどなー。
しかし演出に気合い入ってますね〜。
映司の「ジェットコースターと爆弾処理の時間チェイス」、更にサメヤミーにおそわれる研究員達を助けようとする後藤の障壁解除行動を重ねて、スピード感を出した演出。
でも後藤の方はちょっと不発気味だったかな。「走る映司」はなかなかの見応え。これはやっぱ演技力の差でしょうか。
続いて今回の演出の細やかさについて。
最後の爆弾の回線を引きちぎった後の映司の手の震え。爆風を浴びて倒れている少年の幻視。手洗いからあふれ出る水。そして映司が差し出すハンカチ代わりのパンツ(笑)。
この件に関する真木の対応に、怒りを乗せた映司の強烈な右フック。真木がよけたのか、映司が寸前の所で的を外したのか?
その後、取り乱す真木、人間の「激情」に晒される事に弱いのか?それとも真木の腕から転げ落ちた人形との関係に、何かがあるのか?
(腹話術を扱った話には、「実は人形の方が、、」という展開がよくある。それにこの人形の後頭部は脳蓋を開けたような跡があるけど、、でも小林脚本ってそんなに簡単に、こういう仕掛けに手を出さないからな、、)

仮面ライダーオーズ、今までのライダーシリーズ製作の積み上げの上に、演出・脚本・特撮・スーツアクターアクション諸々の完成度ってか円熟味さえ感じさせる出来ですね〜。
それにグッズの促販も凄く上手くなってる、、トライドベンダー、chikaが子供なら絶対欲しい(笑)。

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