saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

ゾワゾワしたいから

「齋藤智裕、第5回ポプラ社小説大賞受賞」のニュース、驚いていました。
なぜならchikaにとっての水嶋ヒロは天道宗司だからです。
Beckの水嶋でもなく、絢香の旦那でもなく、執筆活動に専念するために「研音」を退社した水嶋ヒロでもなく、懸賞金の2000万を辞退した水嶋ヒロでもなく、仮面ライダーカブとの天道総司なんです!
その天道総司がいや天道を演じた水嶋ヒロ君が、小説を書いた、、、。
初めてテレビで天道を見たとき、平成仮面ライダーがイケメン揃いだっていう定説を覆す男がついに登場したって、なんだか胸がゾワゾワしたのを良く覚えています。
ちょっと前に流行った「美人すぎる○○」と同じ、「イケメン過ぎるイケメンライダー」登場(笑)。
要潤君が登場したときもちょっと美男過ぎてハラハラしたけど、水嶋ヒロ君の時は、これは何かの間違いじゃないのかって、暫く思っていました。
だってお顔がゴシックなアンティークドールみたいなんですもん、こんな美男は演技なんかしちゃいかん!とモデル以外の仕事をしちゃいかんと(笑)。
まあ結局、暫くすると目が慣れて最初の違和感がなくなってきたんですが、ストーリー展開上、黒天道が現れる事になり、その黒天道を見てると、また妖しい気分がぞわっぞわと、、。
その後、ヒロ君、TVの露出度が多くなり、意外と「抜けた性格」だとか、役者属性の中の「貪欲性って面でゆーとどーなの?」とか、色々、見えてきたようなんですが、chikaの中ではあくまで水嶋ヒロって=天道総司なんです。
その水嶋ヒロ君が小説を書いた?
凄く凄く驚いてます。
太田光が小説書いたって「なるほどね。太田光ならそこそこかくだろうね」って感じで驚きもなんにもしませんが、ヒロ君だとえー!です。
水嶋ヒロが天道総司になってchikaをゾワッゾワさせたみたいに、ヒロ君の小説はchikaをゾワゾワさせてくれるのかなー、、。
それでもってこの騒ぎの粗熱も取れないままに『KAGEROU』が、12月中旬に書籍化、、受賞から1カ月半のスピード刊行、、うーん最初言ってた出版社の話と随分違う、、。
確かに、そーゆーことって天道総司ならやりかねないんだけど、、。

あっと、今日の話と関係あるようなないような、chikaの電子書籍第三弾「(ゾアントロピーホモセクシュアル)男女獣・緒羅竜児 エメラルドの爪先」ただいま発売中です。
小説好きの人たちに、世の中にはこんな奇妙なゾワゾワする読み物があるんだって思ってくれたらいいんだけど。
なんせ天道総司が人差し指を掲げた背景に必ずあったあの「東京タワー」が、六三四のスカイツリーに抜かれるご時世なんだから、、。

おおそうだ、ゾワゾワと言えば「SPEC 〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜」、一気に話が中核に向かって急展開しましたね〜。
当麻の手首が〜っ!!ゾワゾワもんでした。
TVだとああいうシーンって「たぶんこうなるんだろうな」って思わせながら残酷描写って奴で上手く回避しちゃうから返ってつまんない思いをしちゃうんだけど、SPEC、そこそこ「頑張った」って感じ。
で今回は大森南朋さんが登場、「里中」の演技を見てると、氏がいかに半平太の演技に力を入れてたかよく判ります(笑)。
代わりに凄みがあったのはゴリさんじゃなかった竜雷太氏の野々村。
どーせすぐに、おちゃらけモードに入るんだろうと言う視聴者の予測を見事に裏切って「渋い!格好良い!」。だてに長いこと役者やってませんねー。
 役者のキャリアと言えば戸田恵梨香ちゃん、今回の当麻って振り幅が大きいから難しかったんじゃないかと。
ってか脚本の問題かなぁ。
 一 十一との最初の対決で失った手首と、その前後の当麻の繋がりが上手く整理されていないような気がするんだよね。
女子としての当麻、刑事としての当麻、変な生き物としての当麻、恋愛と当麻、仕事(使命感)と当麻、そーゆー関係を今まであまり意識しなくてもよかったのが、こういうエピソードだと凄く前面に出てくる。
なんとなくノリで押し切ってたのが話自体の重みでそうは行かなくなる、演技の整合性ってゆーか表情の作り方一つにしたって今まで5パターンぐらいで済んでたのが10も20も必要になってくる、、。まあこれは脚本にも言える事なんだろうけど。
うーん、「SPEC」頑張って、ゾワゾワしたいから(笑)。

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