saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

政治の前で「国民」と「世論」は果たしてイコールなのか?

saienji2010-10-28

蓮舫 vs 小泉ジュニア 結果は?
2010.10.27
27日の衆院内閣委員会で、質問する自民党の小泉進次郎衆院議員と答弁する民主党蓮舫行政刷新担当相。両党きっての人気者が火花を散らした=国会・衆院第13委員室(酒巻俊介撮影)27日の衆院内閣委員会で、質問する自民党の小泉進次郎衆院議員と答弁する民主党蓮舫行政刷新担当相。両党きっての人気者が火花を散らした。

蓮舫大臣、小泉議員の質問ぶりに「一緒に仕分けをしたい」。それに対して小泉進次郎「誘惑には乗らないように気を付けたい」のオシャレな対応。
いいな、美男美女の議員さんがやると絵になるし(笑)。
後で小泉進次郎がインタビューに応えて「『小泉進次郎蓮舫大臣に仕分けられる』。そういう見出しでいいんじゃないですか」とさらりと言い放つのなんかも、そういう世代とゆーか、スタイリッシュさを身につけている人間なんだって判って政治の世界にも確実に世代交代が来てるんだなぁと妙に感心したり。

オシャレ云々で言えば「VOGUE NIPPON」のため国会議事堂内で蓮舫大臣が写真撮影に応じた事で、バカバカ非難してる自民の片山さつき・佐藤ゆかり(嗚呼ゆかりタン、、)は、オシャレじゃない。
小池百合子は過去、蓮舫大臣と同じ種類の空気を吸っていたせいか、この件についてはかなり理解を示してたみたい。彼女に世論に対する計算があったかどうかは別として、小池百合子がこーゆー反応をするのはなんとなく判る。
話を蓮舫vs小泉ジュニアに戻すけど、肝心の質疑の中身の方はてんで判らない。覚悟の程を問うって言ったって攻守を変えても多分同じようなやりとりをしてるはずのものに、興味もわかない。
で、オシャレかどーかみたいなそんな表面のやりとりだけ見てる自分にも呆れるんだけど、意外とそんな部分で物事ってゆーのは徐々に溶解したり変容したりするんじゃないかと。
多分、政治の世界も例外じゃないんだろうなって。

少し話は変わるけどこの前、丸山和也参院議員が仙谷官房長官と尖閣問題でニアミスをやって後日、名誉毀損だ云々で有名になってるけど、この質疑の時に丸山和也参院議員は小沢問題に触れて「それなりの政治家だった小沢さんを、ちゃんとした引導を渡さないで世紀の悪党にして朽ち果てさせようとしてるのは民主のあんたたちだろ」みたいな言い方をしてたのが妙に記憶に残っている。
あーこーゆー見方もあるんだって。
勿論、天下の小沢がそんなに簡単に朽ち果てるとは思えないし小沢にしてみれば「おーきなお世話」だろうけど、、多分、丸山和也参院議員の思考の基盤の中には「世論」ってゆー要素がとてつもなく大きくあって、そこから価値判断がスタートしていくんだろう。
でもそれが不思議じゃないご時世。
今後は、国会議員は国民の為じゃなくて世論の為に働く事になるんだろうなーと。
政治の前で「国民」と「世論」は果たしてイコールなのか?っていつも考えてるchikaからすると複雑な気分。それでも蓮舫&小泉ジュニアは格好いいけど(笑)。

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