saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

「大魔神カノン」終了

以前にかなり入れ込んだ状態で紹介した事のある「大魔神カノン」が終了した。
一時は、毎回感想でも書こうかと思ったくらいの番組だったんだけど、中盤に差し掛かって迷走失速とゆーか、chikaの中では完全に失速してしまった作品。
深夜枠だとゆーことを利用してもっとやりたいことをやればいいのに、いくら「現代の寓話」」たってお子様ランチじゃないんだし何故か中途半端な感じで凄く消化不良。
日曜の朝にやってるお子様向け特撮の仮面ライダーの方が、もっと毒があるし現代への切り込み方もそれなり、、、なのに。
第一、あれだけのキャスト陣をそろえてて、何やってんだか、って感じ。
更に、おおとりの筈のブジンサマ(大魔神)が、ひきこもりで、そのアフレコが何故か上條恒彦で「世を拗ねた朗らかな爺さん声」とみょうに捻れたことをやってのける辺りからchikaの心は急速に冷えてしまいました(笑)。
でも「大魔神カノン」に入れ込んじゃった原因は「仮面ライダークウガ」や「響鬼」の残光のせいなのね。
もっと言えばchikaが高寺重徳プロデューサーの亡霊に取り憑かれているから。この人がやりたかったことを思う存分やったらどーなるか、、、ってことだったんだけど。それがコレなの?そうじゃないよね?みたいな。
まあいいか、コレはなかったことにしよーって思ってたら、最終回でどこかで見た顔が登場。
「えーっ、オダギリ?オダギリじゃない!」。
「クウガ」のよしみでエキストラとしてカメオ出演してんだ!そう思ってたらちゃんと台詞まで、実はオダギリの設定は主人公カノンの兄貴でフーガ(オヤジは「ばろく」でバロック、娘はカノンで、兄はフーガなんだけど、ついでにクウガとかけているのか、、ありえねぇ)。
カノンと一言二言、言葉を交わすと速攻で『日曜劇場・ぼくの妹』の世界へ。、、若いのに存在感凄い。
そしてカノンの父親役渡辺いっけいさんに「髪切れ!」と突っ込まれるくすぐりまで提供してくれてました。
まあこのワンシーン見ただけでも全話見た値打ちが(ねーよ、オンバケの造形は楽しませてくれたけど)。

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