saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

もっとビックリさせて

脚本が三条陸氏に戻るとやっぱりいいですね、仮面ライダーダブル
一つの作品を一年間、一人でってゆーのは難しいのかも知れないけど、、。
今までのライダー見てると、異なる脚本家で書いた時に、世界観の受け渡しが成功した例をあまり見たことがなくって、、。
それぞれ個々の脚本家の味も大切なんだけど「○○ってこんな奴だった?」なんてレベルの多発や「今までの設定とちゃうやん」とかゆー根本的なものまで、連続して見てる人間にとっては違和感の方が大きい。
まっ時々は「こんなライダーも有りかも」って納得させられるエピソードもないことはないんだけど。

インディ・ジョーンズ響子の造形は三条陸氏らしい遊びだし、そこにメレの平田裕香ちゃんを持ってきたのもなかなかのファンサービス。
でもなんと言ってもテラー・ドーパントの能力をちゃんと説明した所が三条陸氏の「キモ」なんじゃないかと。
おそらく他の脚本家だとこーゆー拘りをしないで、話の展開の方にウェイトを持っていくんだと思う。
翔太郎が随分前から園咲琉兵衛を怪しいと思っていながら核心に触れる行動を取ってこなかったのは、初めて琉兵衛に出会った瞬間から、その力に犯され、知らず知らずのウチに琉兵衛を避けていたから・・・うーん凄い(笑)。
テラー・ドーパントの力のすごさを示しながら、今までの脚本展開上の不思議「なんで翔太郎は園咲琉兵衛を調べへんねん?」を一挙に解決、やるなー。
 それにフィリップがシュラウドの子供だとゆーなら、もう一捻り入れてくれーというchikaの願いも見事に叶えてくれました。
なんとフィリップは「12年前に死んでいた」、いいなーコレ、これこそSF・ミステリ・特撮・漫画アニメマインドですよ。
人工知性体みたいな存在ならフィリップの感情障害も説明できるし、なによりWのダブル変身が合理的に説明出来る。
それに冴子さんの「姉さんですって?フィリップ、あんたは人間ですらない、タダのモノなのよ。」の台詞が生きて来るってものです。
仮面ライダーダブル、最終回に向けての怒濤の展開で、もっとchika達をビックリさせて。

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!