saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

津波

大津波警報が日本の太平洋側沿岸地域全域に発令されてる最中の「龍馬伝」。
実態としては全然、待避してなかったそうで・・「自分だけは大丈夫」心理がいかに凄いかを、あらためてテレビ画面の隅にうつる警報情報を見ながら再認識したchikaです。

安政4年8月4日の山本琢磨時計拾得事件を中心に描かれる今回のエピソード、どちらかとゆーと龍馬&佐那のラブコメの方がボリューム的に上だったような(笑)。
山本琢磨時計拾得事件は龍馬と半平太が協力してなんとか納める方向に動いたものと認識してたんですが、ドラマでは龍馬が一人、「良い人」になってました。
史実はどうだったんでしょうね。
でも現実的な状況判断としては、攘夷狂騒モードにあるとはいえ親戚筋にあたる琢磨に切腹を迫るドラマ中の半平太の方が、リアルだと思うんですよね。
chika的には、そーゆー突っ走ってる男の煩悶に、キュと来ちゃうんですが、多くの純女さんたちはやっぱり、あちこちと奔走し、自分のなけなしの金を琢磨に握らせて「やったことは忘れちゃいかんが、卑屈になって生きる必要もない」と、一人仲間からの孤立をおそれず琢磨を逃がしてやる龍馬にキュンなのでしょうか?
「お前は悪い奴じゃないし、一緒に居て心が休まる友達だけど、もう私の邪魔をするな」という半平太のけなげさとか、その龍馬に「一輪の花を愛でる心を持つ半平太が好きだ」と言われ、側にある「一輪の花」を龍馬の目の前で斬ってみせる半平太とかの方がずっと人間的で男臭いと思うんだけど、、。

PS 津波を甘く見るのは桑田佳祐の名曲「津波」のせいもあるのかと・・彼の歌だと津波のイメージは超ビッグな高波、なんだか命知らずのサーファーが挑んでいきそうな、、みたいな。
でも実際は3メートルの津波ってゆーと3メートルまで海面の水位が一気に上がる現象なんだそうで、どちらかというと桑田佳祐の曲調より、あのジョーズのテーマが似合うんだよね。
ってゆーのは冗談ですが「自分だけは大丈夫」と考える人間の心理は、心の安全システムみたいなものだとゆー話をどこかで聞いたことがあります。そうでも思わないと人間は危機に直面すると直ぐにへたってダメになる弱い生き物だそうです。
でも今回の場合は、そんな上等な(本能的な)もんじゃなく、想像力の枯渇とゆーか、単にじゃまくさいとゆーか「そんな事やってられねーよ」みたいなノリが多かったんじゃないかと。
まあ「龍馬伝」見ててテレビの画面上に被さってる津波情報のテロップに苛ついてたchikaも同罪ですが、、。これは素直に反省した方がいいような。

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