品格を問う者が問われる品格かな

　朝青龍がハワイで未だに話題を引っ張ってるのかと思ってたら、今度は国母ファッション騒動。
スポーツ界ってなんでこんなに面白いんだろう。
単に大衆の注目度と、対象になる人間の練度が比例していない世界だからかな。
ゴルフの石川遼君とか野球の雄星君なんてお行儀がいいから、すごっく扱いいいし、逆パターンをやる人間はメタメタにやられるよね。
その仕組み、オバカで売れる芸能界とは似ているようでびみょーに違うのが面白い。やっぱ「国を代表して」とか「スポーツマンシップ」なんてのが後ろに控えているからかしら。
「好むと好まざるとに関わらず君たちは国を代表してるんだ」と「他人」は言うけど、「本人」はそう思う人もいればそう思わない人もいる。そんなの当たり前の事なのに、どうしてもこの日本という国はそれを許さないらしい。諸外国ではこういう事態にたいしてもっと厳しい国があるとゆー人もいるんだけど、そりゃ確かにあるだろうと思うけど、それはその国のお国事情ってゆーか文化の問題で絶対的な価値基準になるわけじゃない。
「日本にも文化としてそれがある」と再び反論が聞こえそうだけど、問題はそこだよね。日本には「それが文化としてどうある？」のかってこと。
　国母ファッションを擁護してるわけでもあの会見をかっこいいと思ってるわけでもないんだけど、日本に二十年以上住んで育って来たそういう彼なんだから、「それなりの姿」を、苛立ったように他の人間が求めるのは、なんだかだらしなく育ててしまった我が子が世間に恥をさらしたときに「あの時、この子と一緒に死んでしまえばよかった」みたいな、今まで考えようもしなかった事を急に言い出すどこかの親とゆーか、いや、それ以上の「質的な」いい加減さを感じるんだけど。

　国母選手は服装の乱れを指摘され、会見で「反省してまーす」と返答していました。会見で聞こえないように呟いた「うっせーよ」という声もマイクに拾われており、「反省してまーす」と言いながら、まったく反省していないのでは、とも言われています。

　この会見、テレビで見たけど、「いるいるあんなの他にもいるよね程度ひくーい」って感じ、でもメダルとって欲しいんでしょ。
　一般的で常識的な好青年が高い精神性を発揮し、鍛え抜かれた技と力で・・・って望んでるわけ？そーじゃなきゃいやーんってことなのね、結局、この国の文化は。
　chikaがまだまともに学生生活してた高校初年度の頃、剣道部所属区のすっげーかっこいい、あこがれの先輩がいたんだけど、彼曰く「ボクは場とか空間みたいな単なる物質に礼をする精神はおかしいと考えているんだ。礼を尽くすべき相手は人間であって」ってゆーんだけど、その彼が諸々の所作を伝統通りに完璧にしかも美しくやってのけるわけ、惚れちゃいますよホントに（この彼は結局、chikaの毒牙にはかかりませんでしたが）。
「品格を問う者が問われる品格かな、げに品格とは難しいもの」なんちて。

　って事で、今度は品格も何もない、単なる妄想エロネタです（笑）。
　横綱・白鵬の出てる富士ゼロックスのテレビＣＭどうですかぁ。
　妙にドキドキしちゃいました。
　倶楽部のお客様であの白鵬の目をするＭ男さんがいらっしゃるんです。
　しかもガチガチの脚フェチです。
　床に這い蹲って、chikaのラバーで包まれた脚を下から、じーっと睨み付けるように、舐め上げるように、ご覧になるんですよ〜。
　このＣＭ見たとき思わず「うわっ！」って小さく叫んでしまいました。勿論、こんな品格のないこと考えているのはchikaだけだと思いますが。