saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

薄倖の美男

「薄倖の美女」という表現が日本語にはあります。
これは「その美女が幸せではなかった」という部分に重点があるのではなく「花びらが落ちる様にも似たハラリとした美しさ」を連想表現するものではないかと解釈してるんですが、霧彦さんはその男性版みたいな感じでしたね。
「薄倖の美男」。
 仮面ライダー史上、こんな薄味でいい人の敵役って存在しなかったとゆーか、よく考えると騙され放しの只のお人好し美男子なんですよね霧彦さんって。
そういう人物って意外と現実にいそうな気もしますが、それが仮面ライダーの世界に登場するような世界観の幅が今までになかったという事なのか、あるいはソレだからこそこのキャラが短命に終わったとゆーことなのか。
しかし冴子&霧彦の別れの場面は懲りまくっていましたね。生粋の美男美女が活躍した古き良き日のハリウッド映画へのオマージュかって感じ。
 でも未だに判らないのが霧彦さんの赤い染みがついたスカーフ。映画ウォッチメンの影響で取り入れたんだと思いますが、その説明も一切なされないままおゆきになりました。ただしこのスカーフは最後の最後に風都の夜空を吹き渡る風に飛んでいきましたが。
 惜しい人を亡くしたような気がしますが単に今までの「弄られキャラ」でぐだぐだに墜ちていくよりこれはこれで良かったのかも(笑)。

 で次回よりアクセル登場、そして若菜の園咲家に対する造反の芽生えなど、物語は第二ステージへ・・って事なんだけど、ライダーシリーズは「第二のライダー」を投下させると「ライバル」やら「友情」みたいなテーマに話が萎縮しちゃう傾向があるので、その辺はちょっと心配。

PS シンケンジャーがなにやらドラマ的に盛り上がってるような気がするんですが、いつも眠い目でW(ダブル)を見始めるのがシンケンジャーの次回予告辺りなんで全然ストーリーが分かんないんですよね。
シンケンレッドが実は「影武者」で、本物のレッド(しかも女子)が登場して己のアイデンティティー喪失の危機に見舞われている?いかにも小林女史なら書きそうな展開なんだけど、これであってる?

PSのPS 仮面ライダーと言えばchikaが最近、連載し始めた「Gagging Blowjob(倒錯の寄生虫)」も、仮面ライダーの一種なのかも、まあこちらはアダルト版のカメンライドだけど(笑)。
ビザール仮面ライダーってことだからお子様は読んじゃダメよ

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