saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

to be continued

saienji2009-09-01

 ……to be continued……
(続きは「劇場版」で見てね!!)な、仮面ライダーディケイド最終回。
内容はどうあれ、つくづく企画においては破格な作品でした。
確かに「仮面ライダーとは、かくあらねば」という思いこみをライダーのデザインそのものから破壊してたし、夏休み盆踊りスピンオフムービー的な扱いだった「劇場版」を、前作「電王」と共になんだかもっと違う「稼げるモノ」に変質させたという点でも転換点めいた作品だったのかも。
民主政権がディケイドの最終回の日に誕生して、こちらも「続きは新政権樹立後にみてね」って感じになったのも、奇妙な縁ですな(笑)。
しかし気になったのは士チームが「世界の消滅より目の前の(仲間)」を選んで、それを是とする脚本がラストだったという事。
ひょっとしたら劇場版で完結するという話の展開の中でそういった傾きは修正されるのかもしれないけど、実際がたTV版の最終回では「目の前の仲間を救えない人間が世界を救える訳がない」というナニワな論理で世界の消滅を見放していくという意志決定が主人公達よって確実に行われているわけで、まああり得ないとは思うけれど、こんなのに感動しちゃったりするおこちゃまが居たりすると大変だなと。
そのあたり、自分のブレード世界では真逆の最終決定をした剣崎一真(椿隆之)が、このディケイド世界では士の対立者として登場したのは、何か意味があるのかと思ったりも(・・うーんこの脚本展開ではそこまで考えてるわけないか)。
でもヒーローの中で「世界より個人」ってゆー選択が始まったのはカブトあたりからだし、、これも自民と民主の経済成長戦略の違いによく似てて、「大企業が育てば個人が豊かになる」という発想VS「個人消費を拡大すれば自然に景気は好転する」という対立点と通底するのかも(いやマジで)。
9月現在、自民政治がまだ存続していると言う悪夢を見なくてホッとしてるchikaなんだけどアソー元首相が言ってた「とにかくパイを育て上げてあとでみんなで分配する」っていう言い方だけは、世界大不況直後に色々な反省があったとは思うんだけど、まだ通用するんじゃないかとは思ってるんだ。
まあ実際は、大きくなったパイは独り占めされてほんのちょっぴりしか庶民には分配されず、そのくせ、パイが腐った時だけはツケを回される仕組みにみんなが嫌気をさして今回のような結果になったんだろうけどね。

PS 次回からは仮面ライダーW。
内容はまあ別としてそのデザインは佐緒里ちゃんが言ってるように確かにフェテッシュ系。
響鬼のデザインもなかなかだったけど、同じフェテッシュでもあれはSMボンデージの色がちょっと強い感じで、Wはなんだろう?
スタイリッシュとゆーか人体の変質みたいな方向性があるみたいな感じ。Wのデザインって一見、過去の仮面ライダーデザインの延長線上に普通に乗っかってるように見えて、意外と異質な部分もあるみたい、、多分、ディケイド(コンプリートフォーム含)・ディエンドデザインで、何か今までのライダーデザインを越えちゃった部分があるのかなぁ?
個人的にはライダーの外見はあくまで「仮面とスーツ(衣服)」だとする劇場版仮面ライダーTHE FIRST・ NEXTみたいな志向性の方が好きなんだけどね。
ガポッって被ってハイ!女王様よ変身みたいな、チェーンソーリザードの全頭革マスクなんてもう最高(笑)。
そういやチェーンソーリザードって映画の中でも、レザースーツのおっぱいの盛り上がり辺りをあの革の独特の軋み音を立てながらモミモミして恍惚に浸ってたゾ。

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