saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

10年間

久しぶりにディケイドで「納得できる話の展開」を見たな、、って感じ、しかも「シンケンジャー世界編」という掟破りの設定で。前にも書いたけどやっぱ小林脚本凄い。
ちょっと無理があったのは夏海の異様な凹み方だけど、これは小林脚本のせいとかの問題じゃなくて、今までの脚本の中でいかに夏海がまともに描かれていなかったかとゆー事の現れ(笑)。
夏海はこれだけ士と一緒に危険な旅をしてきた訳だし、トラウマになっているはずの「世界の破壊者ディケイド」体験とかもふまえて、ちゃんとそれらが物語の厚みとして彼女のキャラクターの中に積み上がってれば、今回の夏海の凹み方なんかももっと納得出来てる筈で、、まあ仮面ライダーシリーズでは女性がまともに描かれた事がないのは一種の伝統に近い事実なんだけど。
(例外的存在はアギトの小沢澄子女史くらい?)
もっと酷いのは栄次郎なんだけど、今回、シンケンジャー彦馬(伊吹吾郎)との出逢いを得てやっとまともに描かれたちゅーか、俳優・石橋蓮司をここまで無駄遣いしてたのが、やっと順当な扱いになったって感じ、それだけでも小林靖子あんたは偉い!!
更に偉いのがユウスケをちゃんと、それらしい場面でクウガに変身させたこと。
しかも、しかもだ「邪魔かも知れないけど・・・」なんて言ういかにもディケイド版ユウスケらしい台詞と共にだ。
細やかな配慮やなぁ、、泣けてくるで、ホンマ「靖子の気遣いにお前が泣いた」やで。

で、次週からは「RXの世界」、、。
chikaにとっては諸元のリアル視聴昭和仮面ライダー!!
「RX」が昭和仮面ライダーの最終番組でそれから10年間(ディケイド)の空白があって、あの伝説の平成仮面ライダークウガへ繋がったわけだから、仮面ライダーディケイドという番組タイトルの意味としては一番まともな帰着世界かも。
夏海が体験した冒頭の仮面ライダー大戦の意味だとか、鳴滝の存在理由だとか、何よりディケイド自身の謎を上手く処理しながら、なんとかこのお祭り、綺麗に終わらせて欲しいものです。

RXからディケイドと言えば、天地人に登場した独眼竜正宗役の松田龍平、、お父さんにそっくりですね。
容貌とかはプチって感じでどちらかというと少しフェミニンな感じを内在させてる龍平君ですが、優作パパの発していた内面からの狂気ってゆーか気の押し出しみたいなのは、一種の資質ですね。

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!