saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

舌を動かせもっとだ。

saienji2009-01-12

NHK大河「天地人」を初回から見てる。
篤姫」などは最初から見ていないのでchikaの試聴傾向がここから判るとゆーもの(笑)。
とゆーか宮崎あおいのイメージは中島美嘉とダブル主演を務めた『NANA-ナナ-』が染みついているし、あの顔で成熟した大人の女性は似合わないって思いこんでるから。
思いこみと言えばドラマで演じているキャラと当の本人のキャラがどうしても重なってしまう部分がある。chikaの場合、特に子役なんかの場合はそれが顕著に表れて困ってしまう。
天地人では喜平次役をやっている溝口琢矢君の「内なるひたむきさ」と、こちらの少年愛を擽る妙なエロチシズムに今の所ぞっこんなんだけど、彼が出演した他のドラマなんかを見たら、そんな感覚は一気に萎えてしまうんだろうな。
5歳の与六をやってる加藤清史郎君なんかはお茶の間で大人気なんだろうけど、こちらは多分、どんなキャラやっても「芸達者な小さい子」魅力でそうズレはないはず。
喜平次が輝虎に絡むシーンとかなんかは特にそうなんだけど「純粋一途な大人しい女の子が命をかけて大人の男を想う」みたいな、今ではあり得ない古風な女性の情感みたいなものが「口の重たい少年」の形を借りて表出してる・・。
ってchikaって小学校の低学年の頃はそんなだったんですよ〜(笑)。

でも溝口琢矢君とも加藤清史郎君とももうおさらば、正直言って妻夫木聡の兼続ってあんまり期待してないのよね〜。高嶋政伸の樋口惣右衛門みたいでさ、「どこから切っても、どこから見ても高嶋政伸!!」みたいでしょ。
 後は北村一輝の景勝待ちかなぁ、、あっ、そうそう意外と吉川晃司の織田信長も化けるかも。

化けると言えば「天地人」の読み。
chikaは最初「てんちじん」と読んでいたんだけど、何か変って感じで「もしかしたら(てんちびと)、、?」とか。
でも「てんちじん」で合ってるんだよね。
違和感の原因はもう一つあって主人公が主君・上杉景勝を生涯支え続け米沢藩の基礎を築いた上杉家執政・直江兼続だって事。ドー考えても「天」とか「地」のイメージじゃないし。
 ちなみに、「天地人」は「天」と「地」と「人」が合わさってできている言葉だと知ったのはもう少し後の事、「てん・ち・じん」。なるほどこれなら判る。マージャン用語みたいで(笑)。

「あるとき謙信公がおっしゃた。天の巡り合せが良く、地勢の有利さに恵まれ、家臣・領民がよくまとまっている、この3つがともに揃っている大将(指導者・リーダー)というものは、日本の歴史、中国の歴史、神話に近い大昔にまでさかのぼってみても、存在したという話は聞いたことがない。それどころか、未来の世の中にでさえ登場するとは思えない。もっとも、この三事(天の時・地の利・人の和)が揃っているのであれば、戦争が起こったりはしないし、その大将に敵対するような人物も現れないだろう。」
 結果、直江兼続なんて兜に「愛」のロゴマークを付けただけの「そこそこ偉人」のドラマに「天地人」なんて小説のタイトルをそのまま受け継いだりして、「でかい事なんてはなから無理なんでちいさくまとめましょうよ。今の時代それで御の字ですぜ旦那ぁ。」みたいなNHKからのメッセージ?
 うーむ、それともこんな時期に「てんちじん」の放映を開始するなんて、麻生太郎への当てつけか?

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