saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

犯罪者って凄く合理的

犬養毅・・第29代内閣総理大臣、立憲政友会第6代総裁。
小泉毅容疑者の小泉は冗談みたいだけどかの「純ちゃん」総理と同姓、、そして同容疑者の「毅」という名前は、彼の父が「犬養毅元首相にあやかり、正しく強く生きてくれることを願って」名付けたという。
犬養毅と言えば、五・一五事件
他に手引き者がいたのではないかとの噂が絶えなかった事件でもあるらしい。
(小泉毅が起こしただろう「事務次官連続襲撃事件」も、そんな疑惑に満ちあふれているけど)当日、夕方5時半ごろ、海軍の青年将校と陸軍の士官候補生の一団が乱入。
犬養は少しも慌てず、将校たちを応接室に案内した。しばらくして応接室から「撃つぞ」「撃て」という叫びが聞こえ、ピストルの音が響いた。
女中たちが駆けつけると、犬養は鼻の穴から血を流しながらも意識ははっきりしており、「いま撃った男を連れてこい。よく話して聞かすから」と言っている。最期まで言論で説得しようとする犬養らしい姿だった。このときしゃべったとされる「話せば分かる」という文句は非常に有名。

・・・うーん「話せば分かる」か、、。

ところで毅関連をネットで調べていたら「小泉毅氏を讃えるスレ」なるものが、(別にそのことについては否定も肯定もしないけど)やっぱりって感じ、、。
chikaは思うんだど、国民の何人かはこの事件が「年金テロ」であって欲しかったと・・そう、今でもそう考えているんじゃないかな。
例によってTVに登場する評論家さんたちは色々なことをお喋りになっているんだけど「犯罪者って凄く合理的なもんなんですよ」ってゆー説明が、一番ぐっと来たかな。
傍目には凄く不条理な犯罪であっても当人の中では嫌になるほど辻褄があってるとゆーか。(まあこの事件の場合は「あけて吃驚」みたいな背景があるのかも知れないけど。)
確かに「今日はポカポカと天気がいいので人を殺しました」ってゆー犯罪者は今の所いない(いないよね?)し、やっぱり動機が本人の中では必然に至る筋道を通って現象となるんだと思う。
だから他人が他人の「動機」の価値付けをやっても、意味のない事なのかも、、「動機を解明しないと第二第三の犯罪が」とかよくゆーんだけどね、人類発生以降の犯罪史の中では「動機」が解明されているケースの方が圧倒的に多い筈なんだけど「第二第三の犯罪」どころか類似した犯罪って山ほどあるんじゃない。
まあ犯罪防止とゆーより、「犯罪は社会の鏡である」って観点から、社会の歪みを是正するために「動機を解明する」ってゆーなら話は判るんだけど。

って物事の順番に拘ってたら何となく仮面ライダーキバを思い出しちゃった。
例の渡・太牙、取り替えっ子説。
前回のエピソードで太牙が真夜「キングを引き継ぐ者に与えられる力は、当然、僕のものだね。時が来れば、、」と迫る場面で、真夜が微妙な間合いで即答を避けるあたり、、いよいよ井上大先生、ファイズでやったような「開いた口がふさがらない」級どんでん返しをやるつもりなのかと、、「実は太牙は音也の子で渡はキングの子でした」チャンチャンみたいな。
でもそーすると今まで数回あった「渡と音也」の父と子の絆シーンとの整合性がなくなっちゃうのでいくら井上大先生でもこればかりは無理だろうと。
でも「殺された犬の恨み」を晴らすために「今日まで生きてきた」ってゆー人間がいるんだから自分の合理性を他人に求めるのは無理なワケだし(笑)。

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