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ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

交際相手傷害致死「SMプレーの行き過ぎ」

saienji2008-11-16

久しぶりに仮面ライダーキバネタを、、、ってこの書き出し何回目かしらん?見るのは結構、眠い目コスって諦めもせず続けてるのよね。
で最近、まあそれなりに波瀾万丈って感じにはなって来てるな・・と。
 古今東西の古典文学のプロットやら何やらの継ぎ接ぎだらけだけど、ある意味そこまで一つの話の中に「面白い所どり」で無節操にごった煮にする度胸は大したもの。
この手法で時々、鬼っ子が生まれてそれがなかなか面白い味を出すのが井上脚本のフロック。
キバだとガルルの出番が少なくなった今、孤児キングこと太牙君でしょうか。
(「太牙を殺して渡君がキングになったら私と結婚出来るじゃない」みたいな台詞を吐くヒロインもなかなかだったけどね。)
おぼっちゃまのようでおぼちゃまでなく薄情なようで愛に深く、、よくみりゃ只の寂しがり屋のようで、その本質はやっぱり王道の為には私情を捨てる冷酷非情のキング、、でもやっぱり・・って感じで感情が二転三転するのが面白い。
今日の台詞「渡は僕の弟だ。だから渡は僕のもので、僕は僕の愛し方で渡を愛する。」みたいな太牙の論理は凄く面白い。
これがどうやら育ての親らしい嶋に投げつけた言葉なんだから、尚更で、昔、どっかで見たこーゆーのばかり描いてたTVドラマのやりとりを思い出すんだけど、嶋さんて今までのキャラはこんなのじゃなかったのになんでこんなに急変するんだろうってどうしても思い出してしまって、この世界に今一のめり込めない所も、やっぱり井上脚本(笑)。
・・・まあ「物語」を書き、またそれを表現媒体に作り込めるってゆーのは難しい作業なんだけどね。
 昔から言うでしょ「事実は小説より奇なり」。事実は原因と結果と偶然の三要素で生まれるから「偶然」を想定出来ない小説は、、どんなに破天荒でも予定調和を抜けきれない。ってことなんだろうけど、、、最近は「事実」の方が陳腐化してるってゆーか、出来事が子どもの書いた漫画みたいな傾向になってない?

例の傷口接着剤縫合事件の顛末なんだけど

元女優に懲役4年求刑 交際相手傷害致死「SMプレーの行き過ぎ」

 元Vシネマ女優の木村衣里(えり)被告 東京都大田区のマンションで今年1月、同居していた無職、藤家英樹さん=当時(53)=の左背中を果物ナイフで刺し、失血死させたとして、傷害致死罪に問われた元女優、木村衣里(えり)被告(32)の論告求刑公判が12日、東京地裁(秋葉康弘裁判長)で開かれ、検察側は懲役4年を求刑した。
 検察側は論告で「本件はSMプレーの行き過ぎによるもので、無謀かつ危険な行為。被害者は余命、いくばくもないが、被告を信じて楽しく生活していた。遺族は厳重な処罰を求めている」と指摘した。


・・・なんだとか、最近のSM小説でもこんな安いプロット使わないんじゃない?でもさ、「SMプレーの行き過ぎ」で、懲役4年求刑かぁ。
「被害者は余命、いくばくもないが、被告を信じて楽しく生活していた。遺族は厳重な処罰を求めている」ねぇ。
その辺はあの世に行った被害者本人に本当の所を聞いてみればと思うんだけど。勿論、無罪放免ってわけには行かないのは判ってるんだけどさ。
オトコとオンナの仲を刑で計るのは難しいんじゃない。
それともこれって「見せしめ」的要素がある?全国のSMプレー愛好者は度を過ぎちゃ行けませんよ。って。
まあ、そーゆー事はあり得ないと思うけど、もしそうなら「大きなお世話だ。馬鹿やローっ」て言いたいよ。

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