saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

「旬」

民主党小沢党首の「旬」が過ぎつつあると言う。
その事自体はどーでも良いのだけれど、「旬」という言葉を、人間に当てはめると結構、それが指す内容に幅がでて面白いものだなと思う。
韓国映画が「来た」時には、その勢いや面白さに驚いたけれど、実際には徹底した市場分析と言うか視聴者が何を求めているかをリサーチした上でのムーブだったそうだ。
韓国映画の場合は、自ら「旬」を作りだしたものと考えていいのかも知れない。
けれど世の中の「旬」は、大抵、その主体が「来る」か「来ないか」を意識して動いた結果ではなく、たまたま時代の要求が「それ」を望んだ結果である場合が多い。
旬の食材だって、それが嫌いな人間にはなんの意味もないのと同じだ。地道に自分自身のやる事をしっかりこなし続ける、、、運が良ければ世の中の目に止まり注目を浴びる。主体に時代の要求を満たし続ける実力があれば、人はそれを「旬の人」と呼ぶのかも知れない。

前置きが長すぎました。でも、この前振りをしないと今日のエントリーが成立しないので(笑)。
仮面ライダーキバ・・面白いですか?
今日のエピソードを見ながら「脚本も演出もサボってるんとちゃうの」と言うのがchikaの感想。
面白いとか面白くないとかじゃなくて「これぐらいの転がし方しときゃいいんじゃねーの」みたいな適当さを感じるのよね。
「平成ライダー」作りの壷ってかハウツウは充分判ってるんだけど「画期的な内容にして絶対面白くしてやる!」的エネルギーは既になく、まあちょっと目先変えときゃ楽勝よ、、、みたいな。はは、それこそ「旬」が過ぎた人の考え方ですよね。
 ライダーの前枠である戦隊ヒーロー、新シリーズ始まったんだけど、見てないんですよね。
でもそれは何時もの事、、、不思議なのは戦隊シリーズって終盤になるとどの戦隊モノでもそれなりに面白くなってて、充分観賞に耐えるようになってること。
もっと言えば、途中から見始めても「前のストーリーわかんないから面白くない」ってことがほとんどないんですよね。これって水戸黄門シリーズに通じる一種の職人芸だなと。
 で今日のキバ、、公式サイトには「思わぬところから父の真の姿を知った渡。父への思いを新たにしながら一人バイオリンを奏でるのだった。 」って説明してあるんだけど、あのオチで納得した人って何人いるんだろ?
 ライダーシリーズの面白さのコアの一つである、アクションやギミックつまりキバのガルルフォーム変身やファイトがあるからなんとか持ってるけど、井上脚本お得意の対比効果(麻生恵使って)の名護キャラいじりとかで余裕噛ましてたら、その内、視聴者に見透かされちゃうよ。
なんせずっと前にライダー制作者としての旬の時期は過ぎているんだから、それなりの努力しなくちゃ。

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