saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

電車が止まる日

saienji2008-02-09

chikaが大阪市内の倶楽部に出るのに出来るだけ電車を使うようにしているのはこのブログに何回か書いている。
利便さを捨てて、まだ緑の多い地方都市に住まいを設けているのだからそれぐらいの労は苦労の中に入らないのだけれど、JRがあの事故があってから極端に安全策を取るので時間通りに倶楽部へ着けないことが何度があって閉口している。
勿論、JRが安全策を取るのは当たり前の事なのでそれ自体には文句はないのだけれど、その対応の様子を見ているとあの大惨事の教訓を生かしてと言うより「何かあってバッシングを受けるのが嫌だから」みたいな感じを受けて仕方がない。
昨今、事件を起こした色んな人達が「謝る」のだけれど、一体誰になんのために謝っているのか判らないものも多い。
正直「一応(上手に)謝っとけー」みたいな、、、頭が膝に付くぐらい礼をするのにその背中から赤い舌が見えるみたいな、、、のも無いわけではない。
JRのトラブル時の対応見てると、そんな感じがする時がある。
ほらよくトイレで「皆様方のお陰でこのトイレは綺麗に保たれています」ってステッカーが貼ってあるけど、あのあざとさに通じるものもある。
そう、つい最近もそーゆーのがあったな。
その日は遅番の日で会社勤めの人達の流れとは逆流して大阪に向かったのだけど、暫く乗っていると「一つ向こうの駅」で信号が故障したとの事で電車が緊急停止。
暫くしてアナウンスがあって全線運行中止とのこと。結局、信号の故障があった駅のひとつ手前で乗客は全員降ろされ寒空の中、プラットフォームでたちんぼう。
今まで乗っていた電車は回送になっちゃうし、そのウチ、制服姿の高校生が実に堂に入った仕草で一服を決めだすし、「今後の対応はどうなってるだっ!だからJRは」とまだ数分も経っていないのに、ご大層に駅員さんへ怒鳴り上げる人も(あんた何様?)、、でも大部分の人は、電車が止まった反対側のプラットホームに身体の向きを変えて並び直し、、みんな羊みたいに大人しいんだけど、、。
でも、なんでみんな反対側のプラットホームに次の電車が来るって思いこんでるんだろう、、電光掲示板は凍ったままだし、アナウンスも何もないのに。
運行中止になったプラットホームの「反対側」には必ず「次の電車」が来るという思いこみ・・・絶対支給の「安全」と「サービス」なんて一種の神話じゃん、何だか怖いなぁと、今の日本人の基本思考そのものじゃんかと、、。
まあ、ええかっこ言ってるchikaはその時「この駅で降りても代替えの私鉄ってないし、バス路線なんて全然検討付かないし、久しぶりにタクシー使って倶楽部に乗り付けようか」と思ってたりするんだけど。。
すると、どうなってるのかさっきまで「まったく回復の見通しが立っておりません」と言い続けた駅側が「ただ今、○○時○○分○○行きの普通電車が○○駅を発車したという連絡が入りました。お急ぎの方は」みたいなアナウンスをあたふたと開始、、なんだかJRの緊急時の連絡網ってこんなに素人ぽいの?って感じ。
皆さん気を付けましょう。運航中止になったプラットホームの「反対側」には必ず「次の電車」が来るわけじゃないって事ですよ(笑)。

PS この前、ブログで書いた乾先生っちのサイトとchikaの持ってる幾つかのサイトと相互リンクを設けました。記念記事ってわけでもないんだけど蝦頭で乾はるか先生関連の記事をアップしましたので是非どうぞ。

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