saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

ピンと来ない

saienji2006-12-24

情報としては少し遅れてるけど「エヴァンゲリオン×能」のコラボレーションがあったそうだ。
金春流の若手能楽師山井綱雄が、暴走するエヴァ初号機となって舞う「能舞エヴァンゲリオン」。埼玉県越谷市のこしがや能楽堂で11月に試演されたそうだ。
能の既存の5曲を用い、「清経」でシンジの苦しみを、「生田敦盛」で修羅の戦いを、「恋重荷」で我が子を見守る母の心を表現、、、って「能」自身が分かんない世界なのでなんとも言えないんだけど、、。
エヴァンゲリオン初号機を模したオリジナルの“能面”なんかを写真で見てると、なんか「文化的」に鳥肌が立つなぁ。
初号機の面の下から、「小面」という女性の面が現れて、初号機の機体に取り込まれていた母親・ユイが姿を表すんだとか。
能面の文化的な機能性ってゆーか、面を押し頂いて「心をお借りする」みたいな部分とか、そーゆーのどー処理してるんだろう。
まあ冒涜とは言わないけど、あんまり意味のあるコラボレーションとは思えない。
 
ピンと来ないと言えば今日の仮面ライダーカブト。自らの正体がスコルピオワームであることを知ってしまった剣(山本裕典)編。剣の内面の葛藤なんて、お子様特撮ヒーロー番組に求める方がバカだと思うけど、あまりにも焦点が当たらなすぎ。
それを岬(永田杏奈)だとか加賀美(佐藤祐基)の右往左往で説明するから「みなさん剣は自分がワームであることで悩んでいますよ、判りますね」みたいな感じで終始。
こんな調子だと、「俺はすべてのワームを倒す」と言っていた剣が、あえてワームとなってカブトに倒されたのも、ああなるほどね、、って感じにしかなんないよ。
それに、「光を求めてみるか・・・」と呟いて、戦いに加勢するキック&パンチの心変わりのご都合主義もなんだかなぁ。
ところで今夜はクリスマスイブ、、皆さん素敵な夜を、、chikaは多分、早朝まで飲んだくれてるような予感(笑)。

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