saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

六平太の純愛

saienji2006-11-27

蝦頭で弟の「六平太の正体は一豊のダークサイド分身」説について取り上げたばかりなんですが昨日の「功名が辻・第47回種崎浜の悲劇」、意外なクライマックスでした。
弟なら「六平太はツンデレ反応を心の何処かで期待してた筈なのに千代は最後まで鈍感、、男が自分を守ってくれるのを当たり前だと思ってる究極のS女」とか呪詛の言葉を吐きそうですが。
それにしても「死ぬときは千代の胸の中でと決めていた、、」の台詞が、決まってました六平太(香川照之)。
しかし毒薬を飲んで自殺するとは思いませんでしたね。武士には陰腹と言って切腹した状態できつくサラシを巻いて少しの猶予に覚悟を決めてことをなす作法があると聞きましたが、六平太の純愛はその苛烈さに似てますね。
でも、視点を変えると大虐殺を仕組んだ本人が予め予定していた自殺で、諸々にけりをつけていいのかってゆー気もしますが。
ともかく自らの手を汚さない一豊が霞んで一気に株が上がった六平太の回でした。

(それにしても六平太の純愛に全然答えてやらない千代も千代だし、六平太他の亡骸にすがりつく千代を見ても二人の関係性になんら関心を持たない一豊も凄い。)

でも実際の所、どうだったんでしょうね。勿論、脚本では一豊もこの虐殺について大いに悩んだり苦しんだように描かれているんですが、史実は「よっしゃそれで行こか」程度ののりだったんじゃないかと。
イラク戦争の開戦状況とか見てるとそんな感じがしますね。

久しぶりにSMfを更新しました。更新ネタは「サイレントヒル」の映画レビュー。たぶん人によってはゴミみたいな映画なんだろうけど何故かchikaのフェチツボを押さえる部分があったりして(笑)。

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!