saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

TVのチカラ

saienji2006-06-07

6月5日放送の奇跡の扉 TVのチカラ、、、「秋田 小1児童殺害事件」の容疑者である畠山鈴香が同番組のインタビューに答えている様子を延々と流していました。
凄く興味深かったのは画面の小窓にゲストやコメンティター達の顔がずっと映し出されていて、その表情がみんな疑心暗鬼というか探偵してたこと。
同番組が放映されている時点では畠山鈴香容疑者が豪憲君を殺害しただろうという事は概知の事実なので、彼らは畠山鈴香容疑者のしらばっくれ振りを見ながら、頭脳を高速回転させて色々な事を推理したり、人間の怖さを再認識していたわけなんですね。
こんな風に、犯罪を犯した本人そのものがテレビのインタビューに「なんの関係もない」という風情で映し出される事、そしてそれが後日、容疑者としてもう一度ニュースに登場する傾向は、ここ最近の事で、しかもその頻度が高くなって来ているような気がします。
そんな傾向の中で、変な言い方だけど畠山鈴香容疑者は、素人でありながらマスコミを使って情報操作をしようとしてたわけなんですよね。劇場型犯罪に劇場型選挙、、、とか色々言われるようになったけど、時代はここまで来たのかと。

その意味でもっと最大のパフォーマンスを発揮していたのが、インサイダー取引で逮捕された村上世彰氏。
逮捕同日午前に行った記者会見なんかは正直言ってその雄弁振りに舌を巻きました。
「お金をもうけて何が悪いんですか?僕が嫌われるのは僕が余りも儲けすぎたからでしょう?」なんてゆー突っ込みに、テレビのこちら側で思わずウゥって言ってしまった人一杯いるんじゃないかなぁ。
後で村上氏の言い分と地検の見立てが随分違うことが報道されて「やっぱ村上って悪党じゃん」って胸を撫で下ろした人も多いと思うんだけど(笑)、要は、テレビとゆーかマスメディアの力は、それ程強力だという事ですね。
その力が、あるいは報道性が事件・事象との同時性を持ちはじめた時、当事者である一個人がそれを利用することだって可能で、現に意識してマスコミを利用する人間が増えつつあるってことをどうしていくのか、、そんなマスコミの前にいて情報を得ている我々はどうするのかって事を凄く考えさせられた日でしたね。

以前にも引き合いに出した

メディアという事業は、大衆が無知であるからこそ成り立つということになります。大衆は何が重要なのかを自分で判断できない、だから代わりに判断してあげるという商売が成り立つ、その判断能力を磨き上げてプロフェッショナルとして確立されたのがメディアビジネスであるというワケです。メディア事業者は、自らを知の集約地として定め、それ以外を知の足りない者として定めて格差を保つことにより、そのビジネスの足場を築いてきたのです。

という『信憑性の検証は近代メディアの発達史の根幹』と言うメディア論が、報道の同時性によって揺らぎ始めているのではないか、、そんな感じですね。


番外編
右上の小さい画像、仮面ライダーカブト日下部ひより役やってる里中唯ちゃんに似てません?
この子,結構chikaのお気に入りなんです。二十歳なのに高校生、下手すると中学生に見えたりする癖に妙な色気もあって。
Mでペットにして連れて歩きたいみたいな。
・・思えば仮面ライダーシリーズって何度かchikaの下心を擽る女優さんを輩出してきたっけ、、一番のお気に入りの彼女は響鬼蒲生麻由ちゃん(遠い目)。
脚本が最後までちゃんとしてれば蒲生麻由ちゃんだってもっとブレイクしてたと思うんだけどなぁ。
で今度、龍騎じゃ突出したお色気パートを引き受けていた森下千里ちゃんが、北斗修羅役(?)で『劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE』に出演するそうな。名前からするとどうやら女仮面ライダーじゃなさそうだけど、彼女のナイスボディでボンデージぽいライダーやったら受けると思うんだけどまあ無理か、、。
所でカブトの角ってキャストオフした後、下から上に向かってグィーンって感じで勃起するんだけどあれって天狗の鼻みたいな使い方が出来ないものかしら、それで森下千里ちゃんが、、、ああコレ以上書いちゃダメ、だよね?

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