saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

神などではない!

NHK大河、「功名が辻」第22回。
「信長(舘ひろし)は神のようだ」と半ば本気でヨイショする同僚達に向かって、光秀(坂東三津五郎)は思わず「神などではない!」と怒鳴ってしまう。
しかしさすがに普段は冷静で礼節を知る知恵者・光秀、すぐさま「信長様のもと御同輩の力があってこその」と、取り繕うのだが、その時、全てを聞いていた信長が登場。
うーん小技が効いてますねぇ。皆さん、職場でもこんな場面ってあるんと違いますのん?
千代とか秀吉は、信長の光秀に対する所行について「光秀と秀吉を競わせるため」と解釈してるけど一豊の「嫌っているとしか思えない」の方が正解でしょうね。光秀だってそう思ってて、信長が朝廷まで蔑ろにしようとしなければ、白装束の例を出すまでもなく信長に何を言われても屈服しようと思ってたんだろうし。
それとか家康(西田敏行)が秀吉(柄本明)のことを指して「秀吉殿は甘え上手で御座いますなぁ」とか、一豊(上川隆也)は一豊で「一豊様は信長様にも秀吉様にもういヤツと思われて安心ね」「うん、そだろ、それが僕ちんの取り柄さ。」みたいな会話をしてるし。
これも派閥争い誰に付いていく?ちゅーか、出世する為のハウツーとゆーかね。で見てる方は一豊ファミリーが感情ベースなので、光秀の悲劇も安心して見ていられるって寸法。
ここの辺りの脚本展開は実に上手いですね。でも「功名が辻」で展開される出世劇って一昔前のサラリーマン物語みたいな気がするんだけど、chikaは勿論、体験がないのでそこんとこは良く判りません。
ただつくづく思うのは、心情的には光秀に傾いているくせに重要な場面では、しっかり信長・秀吉に忠誠を尽くしてる一豊って主体性のないヤツだなぁと。
結局、光秀みたいな「人間を考える」暗い人物は、出世しないよんってことを言いたいわけだろうか?
功名が辻」においては、信長・秀吉・家康のキング争奪戦は結局家康の勝ち、そんな激動の中でも没落しなかった一豊ファミリーが一番凄くて、「そこそこの生き方がいいんですよ」って我ら庶民にアピールしてるような感じがするなぁ(笑)。 しかし来週以降から舘ひろしの信長が見られなくなるのは寂しい。家康(西田敏行)と秀吉(柄本明)の狸合戦なんて壷に嵌りすぎて。

話はがらっと変わって動画共有サイトの「YouTube」。少し前まではあまり興味なかったんだけど、蝦頭のコンテンツに何か刺激的なものはないかなぁと探してて、「YouTube」も結構使えるじゃんと気づいた次第。
ゆずの「恋の歌謡日」が「YouTube」にアップされてたのには今更ながらにビックリ。このプロモーションクリップってレンタルでも販売でもなかなか手に入らない代物なんだけどね。
北川君の艶やかな女装姿が数クリックで見られるんだから凄い時代になりましたね。

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