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ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

「近江の国」紀行弐の巻

saienji2006-04-09

夜桜おチカの「近江の国」紀行弐の巻。
近江八幡のイメージって「水郷」でしょうね。川を観光船で回る水郷巡りも有名かな。chikaも昔、どこかに遊びに行った帰り道に、なにげに立ち寄ろうとして、水郷巡りの発着場を探したんだけど見つからなかった記憶があります。
今回はそのリベンジも兼ねてと言うか、彦根に桜を見に行くまでのコーヒータイムとして日牟禮ビレッジに焦点を合わせました。
まずは「かわらミュージアム」の駐車場に車を止めて、「かわらミュージアム」を見学。えーっと正直言ってここは見る意味なしです、はい。
まあ屋根瓦ってゆーものは戦国時代の武将達が着てる鎧みたいに、色々なパーツを組み合わせていくもので、それぞれに名称があったり形状も微妙に違って、一つの体系を持つ世界だってことは発見出来るんですが、かわら自体が「表現」というステージに出てこれるモノではないし、色気もないので(笑)。
でもこの「かわらミュージアム」の非常口からは八幡堀の終点(?)に出れるのでこれはこれで便利です。
八幡堀脇の水際遊歩道を歩いて行って日牟禮八幡宮の入り口にある橋に上がり日牟禮ビレッジに行く、、これってなかなか効率的なコースですよん。八幡宮のロープウェイを奥に見ながら回りを見渡すと、神社の境内の中とはとても思えない赤煉瓦のお洒落な建物のクラブ・ハリエ日牟禮館があります。
ドアを開けた途端に甘い香り、目の前にはケーキ工房と売場が展開されていて、目的のカフェはこの奥から入れます。
ちょっち雑然とした庭を眺める事が出来るオープンテラスもよさげだったけど、少し寒そうだったので屋内へ。椅子とかテーブルがしっかりしてるのでくつろげます。
メニューは色々あったけど、相方はここのメインである焼きたてのバームクーヘンと、期間限定の桜紅茶のセット、chikaはヌガーグラッセと温かいフレンチトーストの組み合わせとコーヒー。味は花○。
特に柔らかくてスポンジケーキみたいなバームクーヘンの食感は今までのバームクーヘンのイメージを覆されます。
ここを出てから立ち寄ったのがクラブ・ハリエの真向かいにある町家造りのお店、「日牟禮の舎」通称・たねや
クラブハリエの本家はこの和菓子のお店たねやさんなんですね。たねやさんを核にして、洋菓子をメインに据えた日牟禮ビレッジが形成されているみたいです。
このたねやさん、和菓子自体は老舗のそれを上回るものはないんだけど、従業員さんの気合いとゆーか接客の心構えが凄いです。よーく訓練されているとゆーか、マクドの接客が完成されたマニュアルならここの接客はまさに「近江商人の心」、、それを体験する為だけでもお買い物する値打ちがありますよ。
chikaはこの日、4月8日限定販売の花まつり五泉(五色のねりきりをこしあんで包み薯蕷生地で巻き上げたもの)が買えて超ラッキーでした。

お昼前に近江八幡を後にして、彦根城へ。途中、観光客でごった返す水郷巡りの発着場を発見して、今度はたねやさんのぜんざいと水郷桜を必ず体験するぞと相方と固く誓い合いました。湖岸道路では対向車のお知らせパッシングライトのお陰で、湖岸の林の中に潜んでいたポリさんのねずみ取りにも引っかからず無事、彦根城に到着。
彦根城の桜は大半がつぼみのまま、城内の梅林が満開でした。琵琶湖を北上してるんだから予想は付いたもののトホホでしたね。でも彦根城中濠にかかる京橋から南へ伸びる夢京橋キャッスルロードで遊べてこちらも満足でした。
すべての建物が、切妻屋根と白壁、格子戸などモノトーンに統一されて、江戸時代の町屋風店舗が軒を並べている姿は気合いの入った町興しパワーを感じて圧巻です。
遅くなった昼食は、このキャッスルロードにある「あゆの店きむら」で干し鮎でだしをとったあゆ雑炊と鮎の塩焼をいただきました。あゆ雑炊は味覚的にちょっと心配だったけど、美味しかったですよ。

仮面ライダー・カブト、、、またまた井上脚本の登場ですね、、。まあ今度のカブトの場合は、元々、話の展開がファイズやブレードに似てるとかで、井上脚本が登場したからって響鬼ほどの違和感はないと言っちゃないんですが。
でもタイミング的には早々と第三のライダーが登場したり、それに合わせて玩具が売り出されて、、なーんとなく番組的には怪しい雲行き、、ってタイミングだからねぇ。
カブトって色んな意味でスピード感と格好良さが命でしょ。話に複雑さなんかいらない訳だし風呂敷広げながら迷走すると換えって安っぽくなっちゃう。
それに、井上脚本を混ぜると作品の見栄えがみーんな同じようになっちゃうからな、、。
結局、平成ライダーシリーズで井上脚本の侵略から逃れて違う作品として成り立っているのは、クウガ・龍騎の二本のみでしょ。(そう言う意味でつくづく響鬼は残念。)
まあそんなこんなでカブトの「コント編」で新ライダーのドレイクが登場したんだけど、この「合コン」ネタ、全編、寒い、、、。
第一、天道(水嶋ヒロ)って実際合コンやったら一番もてないキャラでしょ。逆に一番もてるのは加賀美(佐藤祐基)クンタイプなわけで、そこからして無理があるんだけど、井上脚本も監督も思いきり遊んじゃってるし、、まあ本編後のラストコントは天道が可愛く壊れていたので『合コン燃ゆ』でのイライラは帳消しでしたが。

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