saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

童貞をこじらすな

いや〜眠たいよー。たった今、タイガー&ドラゴンの最終回の録画を見終わったばかり。そいえば今朝はウルトラマン・ネクサスの最終話、しかもあの孤高のSM女王様・凪副隊長がウルトラマンに変身する日でもあるし、、、仮眠しちゃったらそのまま見過ごしそう。
昨日のタイガー&ドラゴンの最終回みたいな内容だったら見逃しても、そう悔いは残らないけど、最近のネクサスはやたら感動モノだからなぁ、、。

それにしてもタイガー&ドラゴン、、どうしちまったのかなぁ、、なにもかもが空回りと空騒ぎしてる感じの人情話みたいな。「あの事件」の後、3年後に出所した虎児(長瀬智也)を描けば必然的にこうなる、、、のか。
銀次郎(塚本高史)があの風格で田辺ヤスオ(北村一輝)とかウルフ商会の力夫を従えてのし上がってたりするのも無理がありすぎるし、西田敏行は一人、芸達者過ぎるんだもんなぁ。
考えて見れば落語の演目と本編の脚本をダブルミーニングさせるっていう「しばり」が、効果的に働いてる放映回とそうでない時の差って今までも結構大きかったような気がするけど最終回で下の波がきちゃったって感じなのかな。
「子は鎹」、、、うーん虎児や竜二(岡田准一)の「帰る家」を描いてきたような部分もあるタイガー&ドラゴンにすれば、雰囲気的にはぴったりの演目なんだけど、この演目に拘らなければ60分と枠の中でもっと違った虎児の帰還が展開できたんじゃないかと思えて残念。
そして最後のライブノリの「タイガー、タイガーじれっタイガー」の大合唱の演出。失笑と感動の間をいったりきたり、、、。でも「タイガー&ドラゴン」面白かったよ、素直に。こんな番組が成立し得たってのも凄いことなのかもね。
 
PS 町山智浩アメリカ日記さんちのコメントバトルが凄く面白い(「面白い」って適切な表現じゃないけど、他に言いようが見あたらないので)。
「祭りだわっしょい」みたいなノリだけでは収まりきれない興味深さがある。あれってそのまま日本の課題の縮図みたいに思える。
SWの前作「エピソード 2 クローンの攻撃」みてたら政治に疎いchikaでさえ、SWという映画が権力の変遷を描きつつあるのがすぐに判るので基本的にchikaのスタンスは町山さんより。
ただ乱入して袋叩きにあいつつあるコメント発信者が無茶苦茶頭悪いってわけでもない所が難儀な所で、しかもその上「いなおり差別者」だから質が悪い。
でもこーゆー人とゆーか「ありかた」みたいなのが、そこいら中で急増してるような。とか書きつつ、町山ちを覗いたらバトルは新しいステージに移り変わっているようで(でも内容は相変わらずヘビー)吃驚。
しかし町山さんで教えて貰った「童貞をこじらすな」っていうフレーズ、的を得てるなぁ。

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