saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

バットマン ビギンズ

映画館に行くのに車か電車かで少し迷った。映画以外でショッピングをしたり食事をしたりすることを考えると電車が便利だけど車中じゃそれなりに注目を浴びるから遊びの時ぐらいは、、、とか思ったり。
で結局、前から読みたかった新書版の『匂いのエロティシズム』も買って、ついでにあれしてこれしてと思い始めて電車に決定。
でも電車に乗ると色々なことがあるね。始めにむかついたのは、機嫌良くシートに座ってたchikaの真ん前にいた臍だしルックの小娘のお腹の剛毛。
目の前の位置にあるから目が逸らせないし、眠たくもないのに目をつむるのもしゃくだし、見てると気分が悪くなるし、、chikaが一番嫌いなのは「すね毛の生えたオンナ」なんだけど、、それに近い。
うーっとし始めた頃に電車が混み始めて「臍だし」が移動したから事なきを得たけど。

次に出会ったのはこの梅雨時にヒール付きのコンバースを履いた胴長生足オンナ。身体的特徴の美醜だとか個体差はどうでもいいわけよ。
ようはそれをどうカバーするかってゆー気構えがおしゃれの基本じゃないかと。

バットマン・ビギンズの方はティム・バートンバットマンのリテイクって感じでバートン贔屓のchikaにすれば微妙な作品。
確かバートン版では少年ブルースの目の前で両親を殺害したのはジャック・ニコルソンのジョーカーだった筈で、貧富の差とか構造的な「悪」に対する視点よりも、どの人間の心の中にある「闇」そのものへのアプローチが大きかったような気がする。
それに対し「リアルにいこう、リアルにいこう」と、ノーラン監督がこの映画を作る時に常に声を出していたらしいけど、バットマンのスタートが、自分の両親を殺した犯罪者に復讐をしそこねた所にあるっていうのがノーラン版バットマン
バットマン・ビギンズ」についてはこれからも色々と整理していきたいと思っているけど、とりあえず渡辺謙さんについては、日本のマスコミが映画封切り後、ぴたっと取り扱いトーンを下げたのは正解じゃないかなと思う。あんまり騒ぐとかえって渡辺謙さんがかわいそうだよ。あれじゃね。・・・なんだか渡辺謙の起用って、ハリウッド映画の日本に対するリップサービスちゅーか経営戦略の一環にしか思えないもの。

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