saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

光は受け継がれていく希望

yahooで見かけた「20億打線が転がし野球」の見出し。巨人が、確率の悪い一発野球を返上し、走者を確実に得点圏に送る作戦で首位・阪神から7ゲーム離された5位からの浮上を狙うのだとか。
当初のコンセプトが失敗してリスタートをかけるのも悪くはないけど、そのコンセプト自体が組織の「売り」とゆーか存在理由だった場合はどうなんだろ?
てなことでもうすぐ打ち切りになるウルトラマンネクサスの話題。昨日の最終話一回を残したEpisode 36なんかは、もう涙々の大感動ドラマになってるんだけど、一般的には(ひょっとしたら特撮オタの方々にさえ振り向かれない)「終わってしまった番組」に没落してるような?
確かにウルトラマンネクサスもその陰々滅々としたムードを払拭して「20億打線が転がし野球」みたいな転身をジュネッスブルー・憐の登場を機に「爽やか路線」に方向転換する道を選んだみたいだけど、、、でもやっぱり捨てきれなかったのね「陰々滅々」。
でも立派だよ。chikaは支持するよ。
だってラスト前になっても憐と瑞生の関係をあんなに丁寧に描写したんだもの。特に自分の無力さを儚んでメモリイレーサーを使い瑞生の記憶を消そうとする憐と「そんなの嫌だよ。どうして私の気持ちを判ってくれないの!」ってな感じの喧嘩シーンの後の抱擁だとか、、。
普通やらないよね。伏線の回収だとか全体の物語の整合性をとらないといけないこの時期に、こんなシーンは。
でもそれをやっちゃうのがウルトラマンネクサスという番組のコンセプトだったわけね。
「人の人生は肩代わりできない。どんなに大切な人間であっても。だからこそ、人は心を尽くして、人と絆を結ぼうとする」なんて言葉が「ウルトラ警備隊隊長」の口からぽろぽろ飛び出して来たり、、、、ああそうなんだこの番組は視聴率や途中打ち切りのプレッシャーにもめげず、自分たちが大切にしてきた「光は受け継がれていく希望」という大テーマと心中するつもりなんだと、、、やっぱ立派だよ。
ところでその受け継がれる光は、大方の予想を裏切って弧門じゃなくて、どうやら凪副隊長に回っていくらしい。(ひょっとして弧門がその光をインターセプトするのかっていう気もするけど)、、、これはchika的には凄く激萌えのシチュなんだけど、、最終回が凄く楽しみ。

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