微妙な気分

タイガー＆ドラゴンも10話になって来るとそろそろ「撤収」の声が聞こえてくるのか、、いつもは元の落語ネタと絶妙なリンクを見せる脚本がかなり微妙だった今回の「品川心中」。
自殺サイトに練炭・バーベキュー、、、無理が多すぎない？そりゃ確かにメグミ（伊東美咲）ちゃんの綺麗な花魁姿や「あたしはアニメのキャラクターじゃないのよ、馬鹿にしないで！！」は堪能したけどさ。
でもウルフ商会の非道にぶちきれる虎児は大昔の東映やくざ映画真っ青の出来で、、 長瀬智也君が虎児にとって思い入れのある腕時計を外すシーンは「きゃー止めてぇ」「おーっいっちゃれいっちゃれ！！」っていう気持ちがせめぎ合ってドキドキしながら見てました。
それから「義理と人情を計りにかけりゃ、、」てなもんで、虎児の銀次郎（塚本高史）をたてながらのウルフ商会へのなぐり込みも格好よかったし、熱い銀次郎も見れて良かった。（けど虎児ってこんなに強かったっけ？）
もち、虎児をヘッドハンティングに来た力夫（橋本じゅん）の前で、に自分の名前を継いでもらうと言ったどん兵衛の親心と、テレビニュースに映し出される犯罪者としての虎児の対比も凄いし、、でもなんで「品川心中」なのかな？「やくざと心中しちゃった虎児」のダブルミーニング？

ＰＳ　この夏、chikaが唯一気にしている日本映画「亡国のイージス」。なんとその試写会が１７日、東京・新宿区の防衛庁で行われたらしい。試写会に参加したのは約７５０人の職員や幹部自衛官、、この映画を作るのに防衛庁、海上自衛隊、航空自衛隊の全面協力があったのだから当たり前と言えばあたりまえなんだけど、テーマがテーマだけに、こちらも「微妙な気分」。